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2020-04-10

ご挨拶

「鈴木朝子と高橋誠の部屋」「児童文学の部屋」と「赤龍館」の中の「トールキン関連本の紹介」をやっている鈴木朝子(MCBT)です。
ふと思い立って突然ブログを作ってみました。

名称はトールキンの『指輪物語』に出てくるガラドリエル様の玻璃瓶から。そのままだとおこがましい(&字が出しにくい)のでサムが呼んだ親しみやすい言い方に。本当はドメイン名を決めるときに「haribyo」だとなんだかわからないので、「星のガラス瓶」を英語にしてみたら格好良かったという…(原書では本当は「The star-glass」)。

上記ホームページでは、
「児童文学の部屋」は年に一回くらい、新刊や読んだ本の追加をしたりして一応更新しています。
そのほか、コンテンツの追加予定として、絵本作家の追加とか、児童文学以外のファンタジー&SF、ミステリ&冒険小説、そのほかの本の話とか、トールキン&ランサムの細かい関連文献一覧とか、遠大な計画(願望とも言う)はいろいろあります。

ブログではそのへんと全然関係ないことを言っているかも。
基本は個人的な読書記録中心かと。

とりあえず、開設のご挨拶まで。(2010.4.10記)


一次創作の「新館」開館しました。お暇な方は右のリンクからどうぞ。(2014.05.10)
 
 

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2019-08-19

特別展「室町将軍」+太宰府天満宮「名刀展」

特別展「室町将軍―戦乱と美の足利十五代」
会場:九州国立博物館
会期:2019年7月13日(土)~9月1日(日) ※月曜休館

宝物殿小企画「神社に奉納された名刀展」
会場:太宰府天満宮宝物殿
会期:2019年3月29日(金)~4月23日(火)

刀を擬人化したゲーム「刀剣乱舞」(DMMゲームズとニトロプラスが共同製作)のキャラクターの元ネタが出ているというので。

※8/20追記・修正

九州は歴史・文化の地でいろいろありそうだから国立博物館あるんだなーと思っていたら、九州国立博物館は4番目の国立博物館として平成17(2005)年に開館したそうだ。最近やん。太宰府天満宮のちょっと奥の山の中にある、かなり大きな近代的な外観の建物。春は桜が綺麗そうな広い庭園もある。
往きはさっさと行きたかったので、福岡空港からタクシーで一気に博物館へ。車だとどちらかというと裏手の方に着く。

エスカレーターで3階特別展示室の室町将軍展へ。
入口すぐのところに15人の将軍がイラストとともに紹介してある。夏休みの子ども向けを意識してか、説明文のテンションがちょっとおかしい感じだったけど、そういや15人全員は覚えないよね…と思った。初代尊氏・三代義満・八代義政・十五代義昭くらいか。子どものうちや若くして亡くなった人もいたんだな。

各将軍・時代ごとにいろいろなものが展示されているんだけど、書状や水墨画や絵巻など照明を調節する必要のある「紙物」が多かったような。でもどこも最前列でちゃんと見られる程度の入りで助かった。博物館的には割が合わないのかもしれないけど。年配の夫婦ものや親子連れなども来ていて、刀剣女子っぽい人はあまり目立たなかったかな。

書状の字はほとんど読めないけど写経の経文は漢字1文字ずつ書くからちゃんと読めるなーとか、屏風絵はすごく細かいなーとか、青磁の器綺麗だなーとか、茶碗の模様の「天目」にもいろいろ「格」があるのだなーとか、将軍の持ち物「御物」は「ごもつ」って読むのかーとか(皇室の「御物」は「ぎょぶつ」)、無教養な感想を脳内に浮かべつつ見て回る。
屏風絵や絵巻の色よく残ってるけど、そもそも書状の紙とかもよく残ってるよね。虫食い痕も割とあるけどさすが和紙。衣装や織物もね。中国伝来の絵や工芸品も多い。勘合貿易関係の資料も。おお、昔習ったぞ(その後通説がいろいろ変わったらしいが)。
「室町将軍」は「武士」の範疇に入るんだろうけど(実際に戦に出てた人もいるし)、甲冑とかもあるものの、全体としては武器・武具より「文化」の品が多い。刀剣は3振り。

最初の「第1章 南北朝の動乱と足利尊氏」のところに、
「重要文化財 革包太刀(号 笹丸) 太刀 銘 □□国則宗(名物 二ツ銘則宗)」
足利尊氏の佩用と伝えられているらしい。「笹丸」という号は拵えについているようで、刀身の名物名とは別に拵えに号がついているのは珍しいのでは? 「京のかたな展」では後期展示で見られなかったものだが(でも多分拵えは出てない)、今回「笹丸拵」と言われる中身より重要な?拵えとともに見られて嬉しい。

展示の最後は「第4章 戦国の将軍たち」で、ここに残り2振りの刀がある。
「国宝 太刀 銘 長光(名物 大般若長光)」
今回のお目当て。刀自体は所蔵のトーハクこと東京国立博物館で見たことあったけど、室町将軍の刀だったこともあったんだな。「剣豪将軍」として有名な十三代義輝が持っていたという。その後もいろいろな人の手に渡って関東大震災の際には瓦礫の下敷きとなって刀身が曲がったりもしたそうだが修復されたとのこと。長船派特有の派手な刃文は健在。前はでかい大包平と同じときに見たせいか細身に見えたけど、そんなわけではなさそうだった。
ゲームキャラの大般若長光はクールだけど親しみやすいところもある飄々とした美形で、歴代の主だけでなく震災で受けた被害の話とかもそういえば全然しないよな。戦闘服は黒スーツに豪華そうな臙脂色のシャツ、よく見ると赤いカフスボタンで袖口を留めてるのもおしゃれ。内番服も首元まできっちり着こんでて素肌を顔と手首以外ほとんどさらさない。そういう自分の内側?を見せないところって…?

「国宝 太刀 銘 康次」
織田信長に追われた十五代義昭が力を借りようと薩摩の島津義久に贈ったものとか。あんまり御利益なかったかなあ。

最後はこの展覧会の目玉、京都の等持院という寺にある13人の足利将軍の木像(五代と十四代の二人分はなし)がずらりと円形の部屋に展示してある。ここのみ中央の撮影スポットから写真撮影可。なかなか圧巻。三代義満の目力がすごい。

特別展関連グッズは1階のミュージアムシップじゃなくて3階の特別展会場の前に。ゲームコラボグッズもここで売ってる。
この展覧会記念の描き下ろし大般若イラストのクリアファイル、刀とキャラ抜刀絵のポストカード、刀とキャラ立ち絵のチケットホルダー、刀とキャラ立ち絵入りのスティックケーキを購入。
他に無関係を装いつつ徳川美術館などにもあったペーパーナイフやマスキングテープなどのゲーム関連キャラモデルのグッズがいろいろ(笑)。伊達政宗関連刀(燭台切光忠・大倶利伽羅廣光・太鼓鐘貞宗・鶴丸国永ほか)のクリアファイル、コラボのと同じ会社が作ってるスティックケーキのうち「へし切長谷部」と「日本号」を購入(まあ同じ福岡のよしみということにしておこう)。「三日月宗近」「山姥切国広」等の人気キャラほか、最近実装の「祢々切丸」「北谷菜切」、未実装の天下五剣「鬼丸国綱」「童子切安綱」などもあったぞ。

1階に降りて、ロビー奥にあるゲームコラボのキャラ等身大立ち絵パネルと描き下ろしイラストを見に行って記念撮影。まあ今回はこの描き下ろし絵のクリアファイル買いに行ったようなもの。初日ではないせいもあるのか別に混んでなくて、時折刀剣女子と思われる人がやってくる程度。館のスタッフと思しき人も撮影してたけど。しかしこれが何なのか、特別展に出ている刀がゲームで擬人化された姿とも何とも説明してなくて、知らない人には謎のイケメン絵がなぜか飾ってあるようにしか見えないぞー。特別展の入口とはかなり離れてるし。他のところでもパネル展示ってこんな感じだったっけ? 九博、こういうコラボに慣れてない? もっと目立つようにして宣伝すればもっと人来てもうかるんじゃない?

館の外にあるガーデンレストラン行こうかと思ってたけど、中のオープンカフェが値段も手ごろですいていたのでサンドウィッチとケーキセットを頼んでお昼に。セットの紅茶おいしかったと思っていたら、レストランとカフェはともに「ホテルニューオータニ博多」ってレシートに書いてあった。追加でソフトクリームも食べちゃった。

4階の文化交流展示室の常設展はパスしちゃったんだけど、王貞治寄贈の「同田貫」とか出てたんだ。しまった。この「同田貫」自体は「京のかたな展」で見てるけど、ここ九州国立博物館の所蔵品だったんだな。これから行く人、時間と体力があればこちらも見に行くとお得かと(特別展料金払ってれば一緒に見られる)。


歩いてくるときの正規ルート?である「虹のトンネル」を抜けてなんかレトロな雰囲気を漂わせる「だざいふ遊園地」や官兵衛が太宰府に滞在したときに使ったという「如水の井戸」の横を通って天満宮方面へ。

天満宮の宝物殿入口にはゲームの「蛍丸」の立ち絵パネルが。
ここにはゲーム会社所蔵の復元された「蛍丸」写しの影打が展示されている(影打の1番目のは刀を打った刀工の出身地の関市に行っているので、これは復元のクラウドファンディングのときに最高額を寄付したゲーム会社社長に与えられた2番目のもの)。7/28までは真打も展示されていた。熊本地震で被災した阿蘇神社の復興を支援する取り組みの一つなので、ゲームの極蛍丸のクリアファイルも買ったよ。

復元刀の茎には元の刀工の名前「来国俊」や年紀のほか、刀身には「八幡大菩薩」の文字や素剣・梵字の彫刻が施されている。
「蛍丸」は第二次大戦後行方不明になったが絵図や写真が残っている。復元の際に製作されたテレビ番組のビデオが流されていたが、このことをきっかけに本物が見つかることも期待しているとあった。本当にどこかに現存しているといいけど。

他には菅原道真の佩刀だったという「重要文化財 毛抜形太刀 伝天国」(小烏パパ上と同じ刀工―どちらも「伝」だけど)とか、行平の太刀とか(これは多分本当に細身)、村正の短刀とか、室町時代の太宰府の刀工だったという金剛兵衛の脇差とか。
室町将軍展では刀は3点しか出てないので欲求不満?気味な人は行くといいかも。


太宰府駅まで参道を歩く。わずかな距離だったけど暑かったなあ~。こんなに暑くなければ、お店見ながらそぞろ歩くのも楽しそう。場所柄「梅」ネタのお菓子とかいろいろあったような。なぜかジブリ商品の店もあって、とあるトトロのぬいぐるみの手触りがすごく良かった…。

西鉄と地下鉄を乗り継いで福岡空港へ。
前回来たとき気になっていた「やりうどん福岡空港店」で、長い3本の牛蒡天の「天下三槍うどん」と「かしわおにぎり」を頼んで夕飯。ほかに牛蒡天1本の「博多やりうどん」もある。
土産にゲートショップで「博多とおりもん」を買って飛行機へ。
夕飯が早めだったこともあって、羽田でケーキセットでお茶してから帰宅。

天満宮へのお参りもしなかったし、飛梅や「東風吹かば」の歌碑とか九博の敷地内の大伴旅人の歌碑とかも見なかった非文化的な行程だったけど、割とのんびりできて楽しかった。
 

2019-08-12

本家サイトに新ページ

こっちでも告知しておきます。
まだ全然工事中だけど、本家サイトに「読書の部屋」を作りました。
今のところ「海外ミステリ&冒険小説」「海外SF&ファンタジー」の感想録の二本立て。

作品の年代順にぽつぽつ作っていて、まだミステリ&冒険小説は1940年代、SF&ファンタジーは1950年代の途中です。
現在各30人分、少しずつふやしてそれぞれ140人超えくらいの予定です(新しい本を読めば一通り完成後も更新)。全体の4分の1未満ですが、とりあえず見切り発車。

「覚えてない」「つまらん」などという内容の大してないものもありますが、個人の感想ですのでご容赦ください。
お暇な方はどうぞ~。
 

2019-08-12

諫山創『進撃の巨人』29巻

諫山創『進撃の巨人』29巻(マガジンKCM、2019.8.9)。
講談社発行。「別冊少年マガジン」連載中。

人間を食べる巨人から身を守るため、高い壁の中に人類が住んでいる世界。そこから…。

なんか毎回前よりしんどいと思っていたせいか、今回はマイルドな気がしてきた…。
もう心がマヒしてきたかな?

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2019-08-11

北村薫『太宰治の辞書』

北村薫『太宰治の辞書』(創元推理文庫、2017)読了。
円紫さんと「私」シリーズ最新刊。短編集。
新潮社、2015年刊の単行本収録の「花火」「女生徒」「太宰治の辞書」に、短編「白い朝」とエッセイ「一年後の『太宰治の辞書』」「二つの『現代日本文学大系』」を併載。

前作『朝霧』が1998年刊行でもう出ないと思っていた。文庫化からも2年経ってしまっているが、このシリーズ好きだったので。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2019-07-21

諏訪緑『うつほ草紙』1巻

諏訪緑『うつほ草紙』1巻(PFコミックス、1995.4.20)。
小学館発行。隔月刊「プチフラワー」誌に連載。

平安時代の古典「宇津保物語」を下敷きにした歴史ファンタジー漫画。
琴を司る家の清原俊華牙とその乳兄弟で琴職人の春音が乗った遣唐使船が難破し、波斯(ペルシャ)の商船のセライ・ナジャという男に助けられ…というところから始まる物語。

絵も物語も「美し」くて素敵です。
少し前のものだがツイッター上で作者の方関連のツイート見た関係で知人から貸してもらったもの。
(直接関係ないことだが、「プチフラワー」誌ってもうないのね…後継誌はあるようだけど)

本人の自覚はあまりないけど俊華牙くんはやればできる子なのね。琴の腕も、語学力とかも。
春音くんはかわいい。
多分貸してくれた知人はわかってた思うけど、セライ・ナジャは好みだなあ~。

「宇津保物語」の俊蔭は23年後に日本に帰ることになっていて、その子孫の話もいろいろあるようだけど、この話ではどうかな?
まあ「ファンタジー」だし。また先を読ませてもらおう。
 

2019-07-19

橙乃ままれ『ログ・ホライズン10』

橙乃ままれ『ログ・ホライズン10 ノウアスフィアの開墾』(エンターブレイン、2015)読了。
とあるゲーム世界に取り込まれ、その中で「生きて」いく物語。

シブヤ攻防戦のことしか覚えていなかったけど、前半にもいろいろあるし、主人公がストーリー上結構重大な決心をする巻。物語の中で多分ターニングポイントになるんじゃないかな。

11巻も出てるけど、なかなか10巻手に入らなくて、とりあえず10巻のみ某密林で購入。
アニメ第2シーズンはここまでなので、ともあれここまでは読みたいと。もちろん先は気になるのだが。
しかし大まかな流れは覚えているが細かいことは全く覚えていないので、この際1巻から読み直すことに。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2019-07-19

テンプレート変更

テンプレ夏仕様に変更。
なんか暑くなってきた~
 

2019-07-05

テンプレート変更

テンプレ七夕仕様に変更。
なんとか忘れずに!
 

2019-06-07

映画「パドマーワト」

映画「パドマーワト 女神の誕生」を観に行った。
東京・虎ノ門の「ニッショーホール」(日本消防会館)にて。
友人がシネマNAVIで当たった試写会の券に便乗させていただいて。

「日本消防会館」で映画が観られるなんて初めて知ったわ…。
席が決まっていない試写会なので開場前は結構並んでた。インド映画人気高い。
「トルコ至宝展」のときも思ったが、豪華な衣装や装飾のためか、年配の女性も多い。

「架空の歴史もの」であった「バーフバリ」と違い、実在の歴史もの。ただし「絶世の美女の王妃」は創作らしい。
評判通り、大変映像の美しい作品でした。
正統派のインド映画で、歌い、踊り、そして長い(164分)が冗長な感じはしない。

内容に触れるので畳む。気になる方は観てから読んでね~。
 

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