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ご挨拶 

「鈴木朝子と高橋誠の部屋」「児童文学の部屋」「読書の部屋」、「赤龍館」の中の「トールキン関連本の紹介」をやっている鈴木朝子(MCBT)です。
ふと思い立って突然ブログを作ってみました。

名称はトールキンの『指輪物語』に出てくるガラドリエル様の玻璃瓶から。そのままだとおこがましい(&字が出しにくい)のでサムが呼んだ親しみやすい言い方に。本当はドメイン名を決めるときに「haribyo」だとなんだかわからないので、「星のガラス瓶」を英語にしてみたら格好良かったという…(原書では本当は「The star-glass」)。

上記ホームページでは、
「児童文学の部屋」は年に一回?くらい、新刊や読んだ本の追加をしたりして一応更新しています。
「読書の部屋」の「海外ミステリ&冒険小説」「海外SF&ファンタジー」はとりあえず完成、それぞれ作家名索引・作品名索引もつけました(2022.11.29)。
そのほか、コンテンツの追加予定として、絵本作家の追加とか、そのほかの本の話とか、トールキン&ランサムの細かい関連文献一覧とか、遠大な計画(願望とも言う)はいくつかあります。

ブログではそのへんと全然関係ないことを言っているかも。
基本は個人的な読書記録中心かと。

とりあえず、開設のご挨拶まで。(2010.4.10記、2022.8.12追記)


一次創作の「新館」開館しました。お暇な方は右のリンクからどうぞ。(2014.05.10)
 
 
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九井諒子『ダンジョン飯』13-14巻 

九井諒子『ダンジョン飯』13-14巻(HARTA COMIX、2023.12.15)。
KADOKAWA発行、「ハルタ」誌連載。
2巻同時発売、完結。

「冒険者」がダンジョンで化け物と戦っていたりする、ファンタジーのゲームでよくあるような世界の話。
ダンジョンの中での食料を「現地調達」するのだが、料理の仕方とかが妙にリアルでおもしろい。

ついにラスボスとの対決、そしてオールスターキャストで最後の食卓?
おもしろかったです。お疲れさまでした!

2024年1月から2クール連続でテレビアニメ放映中。どこまでやるのかな。「炎竜(レッドドラゴン)」編までかな?

カードゲーム『モンスターメーカー』をダンジョン飯の世界観に合わせてリメイクした『モンスターイーター』も制作された。

もう1冊。
九井諒子『ダンジョン飯ワールドガイド 冒険者バイブル 完全版』(HARTA COMIX、2024.2.15)。
2021年に10巻と同時刊行だった「冒険者バイブル」の完全版。
「ダンジョン飯」の人物・魔物・世界の解説本。新しい漫画・イラストもあり。嬉しい。

以下、内容にふれるので畳む。
 
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にとりささみ『ホワイトタイガーとブラックタイガー』 

にとりささみ『ホワイトタイガーとブラックタイガー』(2023.10.26)
KADOKAWA発行。ツイッター上で連載。

ホワイトタイガー(白い虎の子ども)とブラックタイガー(えび)の二人?の友情物語、かな。

最初は「えびくん」だったのかあ~。

あ、ぐるぐる回るとトラはバターになるんだね。みんなこのネタわかるかな?

いつもはあまり気にしないブラックタイガーくん、虫歯には絶望するんだ。

うさぎ先生にかかると「軽いやけど」程度になったりするの、なんかすごい?
何事もないとちょっとつまんなそう。
うさぎ先生、女性なんだね。ドクターTETSUにもなってるけど。
助手はなんでウナギ? でも両親は…(泣)

おまわりさん、犬なんだよね~「犬のおまわりさん」…。
うさぎ先生とケンカップル。
あ、交番にさすまた置いてある。

ブラックタイガーくんはイカと話が通じるんだね。

「ちいかわ」みたいにシビアじゃないけど、ある意味厳しい世界? でも「なんとかなる」感はずっと高いかな。
 

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オースティン&グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』 

ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』(安原和見訳、二見文庫、2010)を読了。
18世紀末のイギリスの片田舎を舞台とした恋愛小説に、ゾンビを追加したギャグ小説?

一部の登場人物はストーリーの都合上途中退場したりするが、大筋は基本変えてない(というか著作権はないから文章そのまま使っているらしい)ので、恋愛小説の展開はそのままなのだが、随所にゾンビ要素がさしはさまれる(「本編」の原文にゾンビ要素を足すだけだと倍ぐらいの量になってしまうためか、「原文」は適宜はしょられている)。
「本編」を読んだのは少し前なので細部は結構忘れていて、こんな展開あったっけと思って見てみると、ゾンビの絡まないところはほぼそのままだったりする。そういう意味でも、この出来事はどうなるんだっけとストーリーも再度楽しめた。

そもそもなんで『高慢と偏見』にゾンビを足すんだよ…と思うけど、そこはもう言っても仕方がない(笑)
ベストセラーになって映画化もされたらしい。ゾンビを30%増しにした「デラックス版」も刊行されたとか。いやはや。
名作はそのまま読みたい人には向かないけど、こういうお遊びが楽しめる人にはおもしろいよ!

表紙や本文中にもゾンビを含めたイラストあり。

最後に国語の教科書的な「読書の手引き」があるんだけど、これ原書にもあるのかな? 模範解答も見たいぞ。

「本編」未読の人は読んでからが望ましいけど、これだけでも楽しく読めると思う。ただ今からだと手に入りにくいかな。

「本編」も堅苦しくなくて少女漫画みたいな恋愛小説だから、どうせなら読んでみるのもあり。こっちは今でも各種の版が買えるし図書館にもあると思う。

P.D.ジェイムズの『高慢と偏見、そして殺人』(ハヤカワ・ミステリ)も読んでみようかな。

以下、話の内容にふれるので畳む。
 
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テーマ: 読書メモ

ジャンル: 本・雑誌

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清原紘『十角館の殺人』全5巻 

清原紘『十角館の殺人』全5巻(アフタヌーンKC)(2019.11.22~2022.5.23)
講談社発行、月刊「アフタヌーン」誌で連載。
綾辻行人原作小説のコミカライズ。

日本のミステリ界の「新本格」ムーブメントの先駆けとなったと言われる綾辻行人のデビュー作で、のち「館シリーズ」の第1作となった小説の漫画化作品。

キャラクターの一部や、きっかけになる出来事が少し変えてあるが、筋は基本変えてない。
なるほど、こうしたのかーという展開。
間もなくできるらしい実写映像化では、どんな感じになっているのかな。

その実写映像化の話題のせいか、一時原作本が書店になくなっていて、このコミカライズもなかなか見つけられなかった。
漫画ならではの処理、美麗な絵柄もあいまっておもしろいです。

以下、ネタバレは避けますが、内容にはふれるので畳みます。
何も知らずに読みたい方は読了後に。
 
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「正宗」展 

特別展「正宗十哲―名刀匠正宗とその弟子たち―」
会場:刀剣博物館
会期:2024年1月6日(土)~2月11日(日) ※月曜休館

刀を擬人化したゲーム「刀剣乱舞ONLINE」(DMMゲームズとニトロプラスが共同製作)のキャラクターの元ネタが出ているというので。ゲームの話もナチュラルに混ぜます。
ここに来るのは5年ぶりか。「混んでいる」とあったけど、あのくらいなら何とか。
一部は写真も撮れる。

鎌倉時代の著名な刀工「正宗」と、その影響を受けた各地の刀工「正宗十哲」の刀剣を主に展示するもの。刀剣博物館でも「正宗十哲」をテーマにするのは今回が初めてとか。
「正宗十哲」はいわゆる刀派を超えていて、長谷部国重や江(郷)義弘、長船兼光や長船長義、左文字も入るんだよね。あとは来国次、志津三郎兼氏、金重、則重、石州直綱。彦四郎貞宗が入ることも。

号や「名物」としての名前がついているものも多く、ついていないのでも、さすが正宗と「十哲」の作品、いずれも見ごたえのあるものばかりですごい(語彙力)。
正宗や江は号があっても持ち主や地名などが多く、逸話や面白みにはやや欠けるけど、そこはそれ。
どこかで何度か見たり聞いたりした刀剣もたくさんあったような。

「短刀 銘 正宗(号 京極正宗)」
皇居三の丸尚蔵館蔵。今回の目玉なのか、冒頭に展示。ゲームとのコラボはしてないけど、ゲームに最近実装された刀だから、ということかと思ったけど、4口しかないという、在銘の正宗作の短刀だからだな。ゲームでは可憐な少女のような感じになっている、すっきりした綺麗な刃文の刀。

その在銘の正宗作の短刀がもう一つ、「重要文化財 短刀 銘 正宗(名物 不動正宗)」も出ていた。徳川美術館蔵。ここのなら前にも見ていたかも。
正宗は他には、佐野美術館の重要文化財の刀「疱瘡正宗」、林原美術館の国宝の短刀「九鬼正宗」など。

「正宗の先人」として、粟田口国綱(「鬼丸」の作者)の太刀、新籐五国光の「国宝 短刀 銘 国光(名物 会津新籐五)」(ふくやま美術館蔵)なども。

「正宗十哲」では、

「重要文化財 刀 無銘 伝志津(名物 分部志津)」
志津三郎兼氏の作。紀伊徳川家などを経て、令和になってから国に買い上げられたようで、現在は文化庁所蔵。拵えが3口とたくさん出ていた。
それと同じ志津三郎兼氏の「短刀 銘 兼氏」も。

「国宝 刀 金象嵌銘 天正十三十二月日 江 本阿弥磨上之(花押)/所持稲葉勘右衛門尉(名物 稲葉江)」
柏原美術館蔵。所蔵館は遠いからなーと思っていたので見られて嬉しい。ゲームでは大柄な男士だが、刀そのものもかなり大ぶりのどっしりとした印象。元は太刀の磨り上げだとか。
江は他には、「中川江」と「大久保江」が。

「国宝 短刀 銘 則重(号 日本一則重)」
永青文庫蔵。健全さは群を抜いているので「日本一」と呼ばれるようになったとか。則重って則宗と名前が似てるから福岡一文字派なのかと思ったら違うようだ。

「国宝 太刀 銘 筑州住左(号 江雪左文字)」
ここでの左文字展、福岡での侍展と3回目か。ふくやま美術館蔵。細身の綺麗な太刀。

「国宝 短刀 銘 左(号 じゅらく(太閤左文字))」
同じくふくやま美術館蔵。ここでの左文字展で見た5年前はまだゲーム実装されてなかったな。

長谷部国重の脇指、長船長義の鋒のでかい刀などのほか、「十哲」に入れられたり入れられなかったりする正宗の子(または養子)貞宗の「重要文化財 脇指 朱銘 貞宗(名物 朱判貞宗)」も。

展示は、展示室の壁面ぐるりにハバキつきの刀身を並べ、拵えや刀剣関連の古文書はフロアの中ほどのケースに、という形式。今回は江雪さんの拵え来てないのかなーと思ったらそんなことはなかった。
その拵えは江雪左文字の「黒漆研出鮫打刀拵」、太閤左文字の「葵唐草文金襴包鞘合口短刀拵」(「金襴」が豪華~)、朱判貞宗の「変塗鞘合口短刀拵」(赤くて印象的)、「日本一則重」の「梨子地蔦唐草蒔絵鞘小サ刀拵」、九鬼正宗の「金梨地塗葵紋金銀平文鞘合口短刀拵」、不動正宗の「黒蠟色鞘合口短刀拵」、兼氏銘の短刀の「星梅鉢紋金切金蒔絵鞘合口短刀拵」など。分部志津のは「黒漆打刀拵」はじめ複数でていたようだ。それぞれ趣向が凝らされていて、蒔絵や螺鈿も美しい(あー螺鈿の綺麗なのどれだっけ…)。

図録買おうかなーと思って売店に行ったら、なんと売り切れで再販予定なしとのこと。もっと早く行くべきだったか。まああっても買ったかどうかはわからなかったけど、ないと思うと欲しかったような。せめてチラシ欲しかったかな(それももうなかった)。
今回は出てない明石のクリアファイルはあるよ~(前に買った)。
今売ってる玉鋼はみかん色の座布団に載ってなかったな(前は小さいのは載ってた)。

大変見所の多い刀剣の数々、あと少しだけど行ける人は是非。
この展覧会はこの後、ふくやま美術館でもやるらしい。
 

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さとうふみや『金田一37歳の事件簿』14~15巻 

さとうふみや『金田一37歳の事件簿』14~15巻(イブニングKC、2023.9.22 ~2024.1.23)
講談社発行、webの「コミックDAYS」で連載。
天城征丸原作。

名探偵を祖父に持つ、難事件を次々と解決していた高校生が、20年後37歳のしがないサラリーマンになっていて…という推理漫画。
掲載誌を替えて再開。
14-15巻で1編の犯人判明まで。

「もう謎は説きたくないんだ…」という金田一37歳の新しい決め台詞は、「謎がすべて解けちまった……!」

今回は「ジッチャン~」も出たし、だんだん往年?の調子に戻ってきている?

以下、内容にふれるので畳む。
 
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『色彩楽のすすめ』 

『色彩楽のすすめ』(尾登誠一著、岩波アクティブ新書、2004.1.7)読了。
デザインの専門家による「色」についての本。

「色」についてはなんとなく興味があったので。
気になる色があったら切り抜いて集めておく、というのはおもしろい。
理論立てて説明されているので、なるほどそういうふうに考えるのかということがわかっておもしろいが、結局は「感性」の問題のような気もする。

「岩波アクティブ新書」なんてできたんだなーと思っていたら、2002年1月に「新鮮で確かな情報をコンパクトに提供」する目的で創刊したが、2004年12月に終刊したらしい。従来の「岩波新書」との差別化がうまくできなかった?
 

テーマ: 読書メモ

ジャンル: 本・雑誌

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「本阿弥光悦」展 

特別展「本阿弥光悦の大宇宙」
会場:東京国立博物館 平成館
会期:2024年1月16日(火)~2024年3月10日(日) ※月曜休館

刀剣の鑑定家の家に生まれたが、書、漆工芸、陶芸など様々な技にも携わった本阿弥光悦の芸術を紹介する展覧会。
別の展覧会を見て連れと別れた後、時間があったので見てきた。

刀を擬人化したゲーム「刀剣乱舞ONLINE」(DMMゲームズとニトロプラスが共同製作)のキャラクターの元ネタは出てないよねと思ったら、後藤くんが来ていた。
あと、常設展1階に三日月が拵えと一緒に、2階には蜻蛉切の写しも出ていた。
という感じでゲームの話も入っています。


特別展の展示は4章に分けてあって、天井からそれぞれのテーマに沿った文字の幕?がかかっていた。

第1章は「刀」「信」で、刀の鑑定家としての本阿弥家の家職と、仏教に関わるもの。

「重要美術品 短刀 銘 兼氏 金象嵌 花形見」
鎌倉~南北朝時代の刀工・志津兼氏作の短刀。本阿弥光悦の唯一の指料と伝わるもの。刃文のきれいな、すっきりした短刀。金象嵌の銘は謡曲「花筐」に由来するとか。出品目録に所有者が書いてないから個人蔵かな。約40年ぶりの公開らしい。
朱漆塗・金蒔絵の「刻鞘変り塗忍ぶ草 蒔絵合口腰刀」の豪華な拵え付き。

「刀 金象嵌銘 江磨上 光徳(花押)(名物 北野江)」
これも今回の目玉の一つ。光悦が仕えた加賀藩主・前田家に伝来したもので、今はトーハクの所蔵だけど、前田くんや大典太の同僚だったものか。極めたのは本阿弥家本家の方の光徳だけど、銘を切ったのは分家筋の光悦だとか。号は前田利常が京都の北野天満宮のほとりで試し斬りしたことに由来。何を試し斬った…? 髭切の同僚だったこともある?

「国宝 短刀 銘 吉光(名物 後藤藤四郎)」
徳川美術館蔵の国宝の短刀。おお、来ていたのか。久しぶり。本家の光徳に評価されていたとのことだが(wikiより)、分家の光悦とはどういう関係があったのかな(今回は買っていない図録を見れば詳細がわかるかも)。

刀は他に、ともにトーハク所蔵の「国宝 刀 無銘 正宗(名物 観世正宗)」「国宝 刀 金象嵌銘 城和泉守所持 正宗磨上 本阿(花押)」と、「国宝 短刀 銘 備州長船住長重 甲戌」「重要美術品 短刀 銘 来国次(名物 鳥飼来国次)」が出ている。

刀剣の折紙や名物帳もいくつか出てたけど、その名物帳の一つの中に、「富田江」と「松井江」の記述があったと思う。郷義弘は刀工として著名だけど在銘のものはないから、本阿弥家にはよく持ちこまれたんだろうな。

光悦が寄進した小野道風筆とされる法華経の写本も。出品目録には「小野道風筆」となかったから、平安時代のもので重要文化財だけどオリジナルではないものらしい。

第2章は「漆」で、ここでは美麗な漆芸品や謡曲稽古用の「謡本」など。

「国宝 舟橋蒔絵硯箱」
展覧会のパンフレットの表紙にもなってるやつ。金と鉛の黒のコントラストが華麗。これだけ展示は展覧会場冒頭に。

他に「重要文化財 花唐草文螺鈿経箱」など、美しい蒔絵・螺鈿細工の漆芸品の櫃とか道具箱とかあるんだけど、本阿弥光悦作と判明しているのは以上の2点のみなのかな。「工房」みたいな感じだったのか?

謡本は木版の印刷本だけど、写本みたい。「光悦流書体」の活字を用いて刷ったものとのことで、これも「工房」の作ってことかな。雲母の粉末を使った透明な絵の具で地模様を摺りだした料紙も美しい。

第3章は「書」で、ここには「本阿弥光悦筆」のものが多い。

「重要文化財 鶴下絵三十六歌仙和歌巻」
これも今回の目玉の一つ。長い巻物を一気に見せてくれる。光悦の書の流麗な文字もさることながら、俵屋宗達が金泥・銀泥で描いた動きのある鶴や背景の下絵も美しい。「下絵」といっても下書きという意味ではなく「背景絵」ということなんだろうな。

他にも光悦筆の書状や、和歌を書いた断簡など。掛軸に仕立ててあったり、屏風に貼られていたりも。

第4章は「陶」で、この章には「土の刀剣」と副題がついていた。光悦は陶芸もよくしたらしい。銘のついてる茶碗多い~。きっと見る目のある人が見るとすごいんだね。


特別展のショップで北野江の刀と「左義長蒔絵硯箱」、「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」の絵葉書を。「舟橋蒔絵硯箱」はパンフに大きく載ってるのでとパス。同じくパンフに載っているけど欲しかった、目玉の一つとして置いてあった花形見の短刀とその拵え忍ぶ草の刀装のはなかったなあ。残念。


ついでに本館常設展1階の刀剣の部屋に行くと、
「国宝 太刀 三条宗近(名物 三日月宗近)」が出ていた。
三日月の打除け、長谷部の皆焼もだけど、いつも全然うまく写真撮れないなあ。
三日月の拵えで現存している鞘、「梨地菊桐文蒔絵糸巻太刀鞘」も並んで出ていた。こっちは見たの初めてじゃないかな? ゲームでの三日月の鞘とは違うけど、蒔絵のきれいなもので、帯執の金具には三日月の模様も。

刀は他に「刀 関兼元」「太刀 古備前友成」など。
前者は「関の孫六」の孫六兼元なので、刀剣乱舞の孫六兼元が集合体ならこれも関係者? 後者は鶯丸の兄弟かな。

2階の「武士の装い」の部屋も見に行ってみたら、「大笹穂槍(蜻蛉切写)」が出ていた。三島の本科も何回か見てるけど、こっちも5年ぶりくらいか。


実は連れが見たがっていた上野の森美術館の「モネ展」に来たのだけど、会期終わりごろだから空いてきているかなーと思ったら入口前に長蛇の列。12時頃だったけど、今から並ぶと17時入館ですと言われ諦め。14時くらいには本日分完売になってた。

せっかくなので国立西洋美術館に行って、パリのポンピドゥーセンターのコレクションを中心とした企画展のキュビスム展を見た。キュビスムの絵画を久しぶりにまとめて見て興味深かったけど、連れが次点として見ようかと思っていたのは小企画展の「もうひとつの19世紀―ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」の方だったらしい。すみませんでした。

それにしてもモネって日本人に人気があるのね。西洋美術館でももう少しするとモネ展やるみたいだけど、今上野の森美術館でやってるやつとは別なのかな。


お昼は上野駅2階の「やなぎ茶屋」で最初に食べていった。「きつねうどん」にほうじ茶、あ、前と同じの頼んでたな。今回は早めだったこともあり炊き込みご飯はつけなかった。

トーハクの展示見終わった後、法隆寺宝物館の「ホテルオークラ ガーデンテラス」が復活してたので、紅茶とともに、「本阿弥光悦展」コラボの「ホットチョコパフェ」頼んじゃった。「舟橋蒔絵硯箱」をモチーフにしたとかで、バニラアイス、ホイップクリーム、いちご、レモンレアチーズケーキ、ハイカカオチョコレート(チョコケーキ的なもの)、お麩ショコラ、フレークなどにホットチョコレートソースをかけるという豪華なもの。お昼が早めでうどんと軽かったためつい。おいしかったです。このお店、コロナ禍もあってしばらく休業してたけど、昨年夏頃にメニューも一新して再開したとのこと。トーハクの中の穴場的カフェ、機会があったらまた行きたい。


今回は急に見に行くことを決めたので、単眼刀持っていなかったけど、肉眼のみでよく見ました。
光悦展、刀剣は多くないけど、工芸品好きな方は楽しいですよ。
 

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ダークウィング5巻 

サイトウケンジ脚本・上田信舟作画『聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング』5巻(チャンピオンREDコミックス、2024.1.25)。
秋田書店発行。月刊「チャンピオンRED」誌連載中。
車田正美原作の『聖闘士星矢』の新しいスピンオフ漫画。
現代を舞台に始まった、天猛星ワイバーンの冥闘士と双子座の黄金聖闘士となった双子の兄弟がダブル主人公の物語。

表紙は蠍座の黄金聖衣のエウラリアさん(RED誌2023年8月号の表紙)で背景は蠍座の図。
裏表紙は制服のルーカスくん、翔一郎くん、エウラリアさん(RED誌2023年6月号掲載の「第23話 天貴の影」のカラー表紙。単行本4巻最後に収録された回だが、このカラー表紙は未収録だった)。

ゲーマーズでおまけつきを買おうとしたら、何とよく行っていた店が閉店していた。あらら~そろそろポイントカードでも作ろうと思ってたのに…。

黄金聖闘士の戦いも二戦目になりましたが…。
せっかくのスピンオフ、テンポよく描き切れることを祈念しております。

以下、内容のネタばれになるので畳みます。
今月の「RED」誌掲載の話も含みますので、ご注意を。
 
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