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2020-09-16

横浜の古本屋(2)追加その2

(1)の続きの(2)追加のさらに追加。

(2)の天王町のところで「このへんの古本屋は全滅したか」と書いたが、少し離れたところにやっている古本屋を発見。最近できたのか、ずいぶん前からやっていたのかは定かではないが。

浅間町
◆漫画漫画(西区浅間町4-339-2)
西消防署浅間町消防出張所の横道に面した所。店の中には通路が3本あり、本がたくさんあるのはいいのだが、かなり窮屈で見づらいのが残念。あと店の人が喫煙者なのか店内がややタバコ臭かった。ウェブサイトもなく組合にも入っていないようだが、こんな店あったんだなあ。
漫画専門、それもほぼ少年漫画オンリーの古本屋。少女漫画やアダルトものはない模様。横スライドのガラス戸に『タッチ』や『うる星やつら』のポスターが貼ってあったりするように、やや古め~わりと最近までの普通の少年漫画のコミックスが集められている。背表紙はあまり日焼けしたりしていないようだが、こういう店には珍しく1冊ごとにビニールに入れられている。それほど古いものやマニアックなものはないようだが、読もうかと思っていたが見かけなくなってしまったなあというものが見つかるかも。 

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2020-09-15

横浜の古本屋(2)追加

(1)の続きの(2)の追加。


日ノ出町
ナインブリックス(中区日ノ出町2-110-1)
今回はデイヴィッド・プリングル編『図説 ファンタジー百科事典』(東洋書林)が定価の1/3で出ていたので。持っていても良いものだろうと。
先日行ったときには神奈川古書組合のトートバッグ買いました~。

黄金町アートブックバザール(中区日ノ出町2-145)
「黄金町」とあるが日ノ出町駅からの方が近い。「ナインブリックス」から道を渡って、京急線の線路下旭橋に面した所。日ノ出町駅~黄金町駅間の京急線高架下を再開発して作られた一連のアート系施設の一つ。イベントもやったりしているようだ。このへんあんまり通ってなかったけど、大岡川沿いもずいぶん整備されているのだな。春には桜が見事。
美術書専門の古書店。結構古い本も、雑誌「美術手帖」のバックナンバーや展覧会図録などもある。好きな人には楽しそうなところ。

黄金町
■楕円(中区初音町3-54-6)
店頭にあった『はるかなる風と光』なくなったなあ。まあ仕方ない。
今回は結構お客さん来ていた。といっても2~3人だけど、少し知られてきているかな?


平沼橋
■ぽんぽん船 平沼橋店(西区岡野1-4-11)
リニューアルオープン後に買ったのは、トマス・ハリス『羊たちの沈黙』(新潮文庫)、蒼月海里『幻想古書店で珈琲を』(ハルキ文庫)、高田大介『図書館の魔女』(講談社文庫)。前1点は先日テレビで映画やったなあ。ひところずいぶん話題になったものの原作。後2点は以前買ったのと同じように図書館や古書店が舞台や題材に使われている物語。しかし「初買い」したものの1冊、まだ読みかけだったな。


東神奈川
神奈川県古書会館(神奈川区反町2-16-10)
2回目の反町古書会館展で、今回は特にないかなあと思っていたが、アーシュラ・K.ル=グウィンの『夜の言葉』(同時代ライブラリー)があった。サンリオSF文庫版で昔読んだけど、トールキンについての「みつめる眼」、ファンタジーについての「アメリカ人はなぜ竜がこわいか」など、持っていて損はないものなので。岩波の同時代ライブラリーという叢書、そういえばもうないんだよなあ。従来の文庫より少し大きく、帯に「文庫・新書につづく第三のシリーズ」とか書いてあるけど、定着しなかったな。
 

2020-08-09

横浜の古本屋(2)

(1)の続き。
みなとみらい線・京急線・相鉄線沿線など

(※8/14、8/16少し追記)

馬車道
誠文堂書店(中区南仲通5-57 ルネ横浜馬車道2F)
東急東横線から直通運転されているみなとみらい線の馬車道駅からだと、神奈川県立博物館の手前のブロックのビルにある。2階だが馬車道の道路から本が並んでいるのが見え、場所はわかりやすい。博物館に面した横道側にある「本の木 誠文堂書店」の看板横にある階段から2階へ。階段にも本が横積みに積まれている。店の中、階段に面したガラスごしにも本棚が見えるが、ここの本は中からもアクセスできないんだなあ。全集ものとかが多いのでディスプレイ的なものか。壁際の棚のほか、店の中央には波型のようなおもしろい形の本棚がある。この店は以前は伊勢佐木町で同じように2階にあったのだが、階段の蹴込板に「店の中での私語禁止」「漫画はありません」「冷やかしお断り」とかの注意書き(文句はうろ覚え)が張ってあった怖い雰囲気の店だったが、ここでは張り紙はなかった。とはいえ、以前と同じく全体的には宗教・哲学・歴史・芸術などの硬い本が多い。入口近くには文学の文庫本など柔らかめのものもある。
サイトもあるが工事中が多い。それと「神奈川の古本屋」のサイトのリンクが旧店舗のものなんだけど…。ここに移転してからも結構経っているようだが、文化を伝える店として長くやっていて欲しい。
伊勢佐木町時代に、かつて関内駅前の南側にあった横浜市教育文化センターでやったマリオ・アヴァティ展(1977年)の展覧会図録を見つけた店だったっけか。

元町
ワグテイル ブックストア(中区元町1-23-1 リバーサイド元町2-C)
みなとみらい線の元町・中華街駅からだと南側の元町口を出て、元町の門を入らず本通り裏の中村川沿いを西へ向かって間もなくのビルの2階。JR根岸線石川町駅からだと南口を出て東へ向かい元町へ。元町っておしゃれな街だけど、そういえば新刊・古書含めて書店ってなかったような(と思っていたら明治の頃からやっている洋書中心の「高橋書店」というのがあった)。
こぢんまりとしているけど児童書やSFなどを含む海外文学中心の古本屋。かわいい鳥の小物なども置いてある。
マイクル・コーニイの『ハローサマー、グッドバイ』と『パラークシの記憶』(ともに河出文庫)が店の真ん中に展示してあったので購入。SF青春小説として傑作とのこと。前者はサンリオSF文庫版の帆船の絵の表紙が格好良かったのだが…。他に気になっていたソフィア・サマター『図書館島』(東京創元社)もあったのだが、次に行ったときはなくなっていた。残念。つい、赤瀬川原平『超芸術トマソン』(ちくま文庫)を購入。『横浜駅SF』の漫画版とかもあった。

日ノ出町
□文昇堂
京急線日ノ出町駅前にかなり以前からあったが、駅前再開発の際になくなったようだ。図書館からの帰りに寄ったりしていた。店頭の文庫本などかなりくたびれていたものもあったけど、ときどきのぞくのに手軽で良かった。

ナインブリックス(中区日ノ出町2-110-1)
日ノ出町駅から横浜市中央図書館とは反対側の南へ、広い平戸桜木道路沿いのマンションの1階。新しそうだが、こんな店できていたのか。サイトもあるが、買い取りに特化した「カネシバ書店」という別サイトもある。なんで別になってるのかな。
オカルト・宗教・民俗学・ホラー中心とあるからあんまりお呼びじゃないかもしれないけど、店頭には100均の文庫、入ってすぐ近くのところには絵本も結構たくさんある。「ニンジャスレイヤー」シリーズとか、『古典ラテン語辞典』(大学書林)とかもあった。
マレーク・ベロニカの絵本『ラチとライオン』(福音館書店)をつい買ってしまった。1965年初版、2006年74刷だ! 別の日には外の均一で小尾信彌『星座と神話』(産報ジャーナル)を購入。

黄金町
■楕円(中区初音町3-54-6)
京急線黄金町駅から大岡川を背に、藤棚浦舟通りを北へ、初音町交差点を渡ったら最初の細道を右へ。オレンジのPの駐車場看板の手前のビルの1階。
児童書やSFにも気になるもの多し。結構広い? 本通りから少し離れたところにあるけど、ときどき来たい感じの店なので、閉じずにやっていて欲しい。
外の均一100円に出ていた「SFマガジン」の比較的最近の号を購入。別の日にルーシー・ボストン「グリーン・ノウ」(評論社)の家になかった2冊、雑誌「日本児童文学」別冊の『改訂 世界の絵本100選』、ついでに昔の少女漫画の鎌田幸美の「黒バラシリーズ」の1巻も。美内すずえの『はるかなる風と光』2・3巻もあったのだけど1巻もあったら買ったのだがなあ。

弘明寺
□BOOKOFF 六ツ川店
京急線弘明寺駅から平戸桜木道路を西へ進んだ南区六ツ川2丁目左側にかつてあった。しばらくこの先に通っていたときがあってその際によく寄っていたのだが、2014年1月19日に閉店。「BOOKOFF」でも閉店するんだなあ。電車の駅からは少し距離があったからか? 手代木詩織・岡田芽武の「聖闘士星矢」のスピンオフ作品(秋田書店)を買い始めたのはここじゃなかったかな。他にもいろいろ買ったような。
平戸桜木道路沿い左側には他に、六ツ川1丁目に「パンドラブックス」という店があったが、今は駐車場になっているようだ。その近辺の同じ側に、店頭にくたびれた文庫本を並べていた店があった気がするが同じ所だったかも。道路の反対側には広めの新古書店があったと思うが、ドラッグストアになったかな。アダルト中心の「濱姫館」というのはまだあるようだが、この近辺の古本屋はこれのみになったか。

天王町
□ぽんぽん船 天王町店
一時は神奈川県内を中心としてそこそこ手広くやっていた古本チェーン店の一つ。鶴見店・港南台店と閉店し、残った藤沢店も閉店するとのこと。いわゆる新古書店というやつだったかもしれないが、この天王町店はかなり広々として本も多く見ていて楽しい店だったので残念。相鉄線の西横浜駅または天王町駅が最寄りだった。今はコンビニになっている。
いろいろ買ったと思うけど、はっきりどれと覚えてはいないなあ。
天王町駅の近くには「先生堂」の支店もあった。洪福寺の正面にあった「恵文庫」はリサイクルショップになり、松原商店街の入口にあった半分新刊書店だった「洪福寺書房」、環状1号線沿いにあった「尚古堂」は閉店した。このへんの古本屋は全滅したかなあ。

平沼橋
■ぽんぽん船 平沼橋店(西区岡野1-4-11)
次々と閉店していた「ぽんぽん船」チェーンだが、相鉄線平沼橋駅からほど遠くない、平沼高校前のビルのガレージで新店舗が開店。しばらく前から「ぽんぽん船」を含む看板が出ていて気になっていた。前は事務スペースだった奥の方も店舗スペースにして「リニューアルオープン」した。ネットではこれ以前も活動していて、ここもその拠点だったのかもしれないが、店も続いて欲しいものだ。
文庫本中心、リニューアルオープン前はほぼ日本のミステリと時代もののみだったが、翻訳ものやハードカバーの本も並ぶようになってきた。
まだ準備している時期にのぞいたら「初客」として、岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿』(宝島社文庫)、竹内真『図書室のキリギリス』(双葉文庫)をそれぞれ300円の値付のところ半額で。どちらも知らない話だったけど、「ある種の店を舞台としたミステリ」「図書館や書店が舞台の話」ということでご祝儀として買ってみたもの。

横浜駅
■BOOKOFF 横浜ビブレ店(西区南幸2-15-13 横浜ビブレ8F)
■BOOKOFF 横浜平沼店(西区平沼1-2-12)
ビブレ店の方は、横浜駅西口からパルナード通りを西へ。同じフロアにアニメイトが移転してきたので店の面積少し減ったか。エミリー・ロッダの児童ファンタジー「リンの谷のローワン」シリーズ(あすなろ書房)を買ったりしている。
平沼店の方は、東口から南下、平沼交差点の角にあるビルの1階、ガストの横。ここでもいくつか買ってるけど、先日行ったときは女性向けラノベ文庫はなかったなあ。
横浜駅近辺の古書店は、他にヤマハの楽器店前の「尚古堂」、岡野町交差点近くの店・万里橋たもとの店(どちらかは「先生堂」の支店だったような。「ぽんぽん船」の方だっけ?)などがあったけど、「BOOKOFF」をのぞいてほぼなくなったなあ。駅前の西口五番街商店街の「マツヤ(松弥フルーツ)」はほぼアダルト専門らしいのでパス。

東神奈川
神奈川県古書会館(神奈川区反町2-16-10)
「神奈川県古書籍商業協同組合」。「神奈川の古本屋」というサイトがあるが、公式ツイッターつなげてなかったり、加盟店一覧にリンク切れがあったり住所の書き方が統一されてなかったり、あまりメンテやれてない感じでネット対応ちょっと慣れてないかな?
JR京浜東北線東神奈川駅から横浜駅側にやや戻ったところにあるスケートリンクの隣の反町公園に面したところにある。東急東横線反町駅から横浜新道を東へ進んでも。こんな所にこういうものがあったとは実は知らなかった。古書展示即売会などもときどきやっているらしい。
コロナ後に開かれた古書展で紀田順一郎編『書物愛[海外篇]』(創元ライブラリ)、ジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』 上下(草思社)、田中美穂『星と暮らす』(WAVE出版)を購入。『銃~』は少し前によく流通したようでその後他でも2箇所で見かけた。『星と暮らす』は古書店主の天文エッセイだが、本体カバーの青色がすごく好みだ。
次回からも寄ってみよう。
 

2020-08-08

横浜の古本屋(1)

横浜の中心地である関内を中心に、古本屋をぶらぶら回った記録をつけておこうと思う。
横浜の古本屋もこの20~30年の間にずいぶん様変わりした。30年以上前から変わらず(のように)ある店もあるが、なくなった店も多い。割と近所にあったのに知らないでいるうちになくなってしまった店もあって残念。それでも新しい店もいろいろできていて嬉しい。
ネット古書店もふえていてそれはそれで便利だが、実店舗も頑張って欲しい。

学生時代~独身時代によく回っていたころの古本屋については「日本古書通信」697号(1987.8)、「BOOKMAN」23号(トパーズプレス、1988.11)、「かながわの古書店地図帖」(神奈川県古書籍商業協同組合、1993.3)などを、
比較的最近の古本屋事情は神奈川県古書籍商業協同組合の「神奈川の古本屋」サイト、
小山力也氏のブログサイト「古本屋ツアー・イン・ジャパン」を参考にした。
こちらのサイトはまとめられた本も出ている。
『古本屋ツアー・イン・ジャパン』
『古本屋ツアー・イン・ジャパン それから』
『古本屋ツアー・イン・神保町』
『古本屋ツアー・イン・首都圏沿線』
など。

行った日は必ずしも同日ではないが、同じ地域をまとめて。
■=訪問・購入あり、◆=訪問のみ、□=閉店済

野毛町
■天保堂苅部書店(中区野毛町3-134)
横浜市中央図書館から野毛坂を下る途中にある。JR京浜東北線なら桜木町駅、京急線なら日ノ出町駅が最寄り。二間続きといった感じの広い店。いろいろな本がたくさんあって見るのが大変だったりもするが、長い間変わらずにあると安心するな。大正時代創業とか(「はまれぽ.com」より)。これからも末永くやっていて欲しい。
苅部さんという父の同級生の家がやっていると聞いたが、店主はその同級生の父君から本人かきょうだいに代替わりしているのだろうな。もうその次の代かも。そういえばかつてサイトがあったようだが、今はつながらなくなっている。フェイスブックは生きているが、これも2018年で更新止まってるなあ。作った店員さんがいなくなったとかか?
買ったことがあるもので覚えているのは、ヒュー・ブローガン『アーサー・ランサムの生涯』(筑摩書房)。定価より少し安くなっていたがそれでも結構高かったので、見つけてからしばらく買わなかった。家にあるものはその後やはり買っておこうと多分ここで買ったものだったはず。あと、とある漫画の番外編が載った「プリンセスゴールド」誌を、発売後1年くらい経った後に見つけた。すぐ単行本に入るかと思っていたらなかなか収録されず、しまった雑誌買っておくんだった~とほぞを噛んでいたものだったので嬉しかった。しかしよくあったものだ。

吉田町
□書房花咲
野毛から伊勢佐木町に向かう道筋の吉田町にかつてあった。ゆったりとした店でときどき寄ってたけど、気がついたらなくなっていて寂しい。この近くにあった他の小さい店ももうなくなったかな。
トマス・ディッシュ『歌の翼に』(サンリオSF文庫)を、サンリオSF文庫が束になっていた中から抜いてもらって買った覚えが。結構なお値段したし本の状態も決して良くなかったけど、買って後悔はしなかったもの。

伊勢佐木町
■活刻堂(カッコク堂)(中区伊勢佐木町1-4-8)
住所を見て、こんなところに古本屋があったか?と思ったら、伊勢佐木町1丁目入口から進んで、横浜の新刊書店の雄、有隣堂のあるブロックの端の、ちょっと左横道に入ったところにあった。
小さい店でフィギュアなどもあり。ちなみに店の看板は店名が漢字だけど、「神奈川の古本屋」サイトだとカタカナなんだよなあ。どっちが正式?
A.T.ホワイト『埋もれた世界』(岩波少年文庫)を店頭の100均ワゴンで見つけ購入。考古学者たちの活動を紹介した児童ノンフィクション。ケースはないけどハードカバー時代の岩波少年文庫だ! 結構きれいだったし。店頭のワゴンには他にもウイリアム・メイン『砂』やミルン『クマのプーさん/プー横丁にたった家』といった岩波のハードカバーの児童書や絵本のほか、トールキン『The Two Towers』(Ballantine Books)のペーパーバックとかもあった。

■BOOKOFF PLUS(中区伊勢佐木町1-7-7)
1丁目はずれの右角。新古書店最大チェーンがここにも。あると便利だけどこれの一人勝ちになっちゃったのはちょっと複雑。先生堂もぽんぽん船も、横浜にあった古本チェーン店は支店を含めほぼなくなったからなあ。ここでも何か買ったことはあったと思うが思い出せない。
ここの向かい(2丁目側)のビルの2階には、かつては硬くて怖い「誠文堂書店」があったが、そこが馬車道に移転した後「田辺書店」という古本屋が入っていたらしい。行かないうちにそちらもなくなってしまい、今は「磯丸水産」になっている。

□先生堂
3丁目入口左角のオデオンビルの5階にかつてあった。漫画も文庫も文学もその他も、いろいろな本がたくさんある広い店で、見て回るのが大変楽しかった。オデオンビル自体はテナントがどんどん減っていたがこの店は結構客入っていたし、撤退した店舗の後に拡張したりしていて、元気だなーと思っていたのだが。なくなってかなり寂しい。結構いろいろ買ったことはあったと思うけど、具体的に何を買ったか思い出せない。映画館としてのオデオンもなくなり、今はビル上の看板もドン・キホーテになっている。
この斜向かい(2丁目右側)のビルの5階にはかつて「一草堂石田書店」(「草」は本当は草冠の旧字体)という店もあった。
向かい(2丁目左側)の2店内側には「弘集堂本店」という新刊書店が変わらずあり、通るときたまにのぞいている。小さな店だがなんと創業は明治23年で有隣堂より古い。「本店」というのは「本のお店」という意味だそうだ(「神奈川県書店商業組合」サイトより)。

雲雀洞(中区伊勢佐木町4-114-101)
4丁目右側、大きなマンションの1階の左端にある新しそうなお店だが、中も店頭ワゴンも私が見て楽しい感じ。息長くやってくれると嬉しいなあ。
ミステリやSFの文庫なども多く、ハヤカワSFシリーズ、通称「銀背」やサンリオSF文庫も結構ある。スター・ウォーズものの文庫もあった。
店頭の100均ワゴンで菊地信義『装幀談義』(筑摩書房)、吉田光邦『江戸の科学者たち』(現代教養文庫)を。後者は江戸時代の数学者や天文学者などを扱ったもの。教養文庫の細ゴシック背文字が懐かしい~。中では北村薫『鷺と雪』(文春文庫)が半額以下であったので。ベッキーさんシリーズ、どこかで2巻を探さんとな(後日別の所で購入)。あと、アシモフ編『世界SF大賞傑作選 8』(講談社文庫)を350円(定価より10円だけ高い)で。講談社文庫の黒背、久しぶりに見た。この「ヒューゴー・ウィナーズ」、アシモフの解説がおもしろいんだよね。

馬燈書房(中区伊勢佐木町5-127-13)
5丁目左側、かつてあった「なぎさ書房」の跡地にできた比較的新しい店。サイトもあって意欲的な感じ。サイトの「取り扱いジャンル」の「漫画」のところに内田善美『星の時計のLiddell』があって、おお、と思ったけど、さすがに棚にはなかったな。『~Liddell』、うちには2巻がないんだよ~。店内に1巻出た時のポスター貼ってあって、やはり「推し」なのだなと思うのだが。
漫画の棚のところに青池保子『「エロイカ」の歩き方』(アスキー・メディアワークス)を発見。こんな本も出ていたか。いわゆる「聖地巡礼」のための本。漫画原作者青池保子の著作扱いで「公式ガイドブック」とあるけど、秋田書店発行じゃないんだな。もう1冊、店内にあったけど100均の小笠原信夫『刀剣』(保育社カラーブックス)。1969年初版と古い本だがカラーブックスだから写真も多く、最近知るようになった有名な刀もいろいろ載っている。この著者の方は2年前に亡くなったが、足利の刀剣展に関係していた方だったようだ。ということでこの2冊を購入。

川崎書店(中区伊勢佐木町6-132-1)
6丁目右側、新しそうなマンションの1階の右端。以前5丁目に「川崎書籍」という店があったが、その店と関係あるのかな。少し先の左側には「大野屋書店」という新刊書店もある。
三浦しをん『舟を編む』(光文社文庫)を外の100均ワゴンで見つける。中には、ここも少しだがハヤカワSFシリーズとかサンリオSF文庫とかがある。サンリオSF文庫の価格も最近はそれほど高くはないものもあるようだ。鶴岡真由美『ケルト/装飾的思考』(ちくま文庫)が定価よりやや高くなっていたが絶版みたいなのでまあいいかと、この2冊を購入。

■バイアップ(中区伊勢佐木町6-141)
6丁目右側の2軒目の古本屋。「神奈川の古本屋」のサイトにも載っていてちゃんと古本屋やってるのだが、ぱっと見、店名が見当たらない。前の店だったらしい「コレクションショップ 立花屋 横浜店(電話番号)」とある文字をはがした跡があるが、地図で検索すると「立花屋(古本)」と出たりするぞ。
店頭のワゴンで柳広司『ダブル・ジョーカー』(角川文庫)、梶山季之『せどり男爵数奇譚』(ちくま文庫)。前者はアニメ化されて以前読んでた、戦前日本を舞台にしたスパイもの『ジョーカー・ゲーム』の続編。後者は古書の世界のミステリで、前に目録でみかけて気になっていたもの…と思っていたけどこの文庫だったっけ? それともそれは別の本だったか? ワゴンには他に「SFマガジン」とかスティーヴン・キング『図書館警察』(文藝春秋)のハードカバーとかもあった。

博文堂書店(中区伊勢佐木町7-154)
伊勢佐木町も終点近くの7丁目左側にある。この辺だとJR根岸線関内駅からより、京急線黄金町駅から南へ太田橋または栄橋で大岡川を渡って、または横浜市営地下鉄阪東橋駅から北へ向かうのが近い。伊勢佐木町には実は以前から結構古本屋があったのだが、そのうち古い資料に載っていて残っているのはもうここだけかな。あれ、でも「神奈川の古本屋」サイトには載ってないな…組合入ってないのか。とはいえ、ここも大正時代からあるという、昔ながらの古本屋。木枠のガラス戸という渋い店構えだが、そんなに硬い本ばかりではない。
上橋菜穂子「獣の奏者」(講談社)のハードカバー全5巻を500円で売っていたので、カバーとかちょっとよれてたけど、えい、いいや!と買った。重かった(笑)

曙町
◆誠和堂書店(中区曙町4-50)
伊勢佐木町の南側、国道16号沿い。かなり以前からある店で、かつて3軒くらいあった16号沿いの伊勢佐木町側にある店はここだけになったかも。16号は広いけどこのあたりは風俗店がいろいろある通りで、この店もアダルトものの雑誌がずらっと置いてあって「18歳未満入店お断り」な張り紙もあるけど、思想書とかの普通の硬い本も並んでいる。小さめの店だけど昔からの古本屋という感じ。

紅葉堂長倉屋書店(中区曙町4-56)
16号の大通公園側、「誠和堂書店」の向かい側。ここはかつては道の反対側の3丁目にあった「長倉屋書店」が移転したのかな。同じ店ならかなり以前からある店のはず。もう少し西寄りに店を構えていたようだがそこは建て直し中で、2軒隣の小さなビルの1階にいるのは仮住まいなのかな?(そのためか通路が狭い) ここもアダルトものもあるけど、それなりにしっかりした古本屋。

■ブックスガレージ(中区曙町4-47)
16号の大通公園側、「紅葉堂長倉屋書店」より東、関内駅に近い方の1ブロック先。16号沿いの古本屋のうち、ここは比較的新しい店で品ぞろえも軽そう。もう少し東寄りにあったものが移転し系列店「メディアガレージ」の隣になったが、そちらは閉店したようだ。
奥はアダルトコーナーだが、手前部分もそうかと思ったら、ソフトカバーの廉価版コミックスが集められていた。車田正美『ビート・エックス 1』(集英社)を見つけたので購入。
 

2020-07-06

映画「刀剣乱舞」(4回目)

映画「刀剣乱舞」が再上映されているというので、4回目になるけど観に行った。
「横浜ブルク13」にて。
昨年は1回目2回目3回目と全部別の場所で観たっけ。

久しぶりに映画館「横浜ブルク13」の入っている「コレットマーレ」に行ったら、改装中の部分が多かったなあ。新しく入った店もあるけど、なくなった店も多いのかな。前行ったとき関連本を買った紀伊國屋書店もなくなっていてちょっと残念。横浜駅ジョイナスのリブロも閉店しちゃうし、昨今書店はいろいろ厳しいのかな。

ブルーレイ持ってるし家でも観たけど、大画面で観るのはいいものです。
再上映だからグッズとかはなかったな。

土日は昼間の回はかなり埋まっていたけど、予約したけど来ていない人もいたようだ。応援購買? さすがに夜の回はガラガラみたいだけど。
いつまでやっているかな。
ゲーム知らなくても楽しめると思うので、機会がある方は是非。

以下、内容に触れるので畳む。
 

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2020-02-18

「S状結腸憩室穿孔」

人生初の救急車・開腹手術を経験してしまった。

病名は「S状結腸憩室穿孔」。実は医師からの説明は家族が聞いたので、病気そのものについては伝聞とネット知識が主だったりする(病名はもらった診断書に書いてある)。

(2/24・2/25・3/2・3/7・4/20追記)

大腸の末端、S状結腸という場所にもともと「憩室」という襞というか袋状のへこみのようなものができていたところへ、人間ドックの際にのんだバリウムの固くなったやつが悪さして腸壁に穴が開いたということらしい。バリウムでそういうことが起きるのは0.1%未満って事前の検査同意書には書いてあったが。
なんにせよ、かなりやばい状態だったようだ。腸に穴が開く「穿孔」は腸内の大腸菌などが腹腔内に漏れて腹膜炎を起こしたりするので。よって緊急手術。休日明けまで一晩待ったりしなくて良かった。
手術時間は2時間半ほど、破れた腸を切り取ってつないで腹腔内を洗浄したとか。手術痕はへそ下、縦に10cmくらい。結構でかい。まだちょっと突っ張る感じがするときあるけど(2/25)。切り取った腸の写真を見せてもらった。おお、かなり大きく切り取ったのだな。穴開いた所を縫い合わせただけじゃないんだな。破れたところは壊死?とかしてるのかな(3/2)。
幸い経過は良好だったようで、1週間ちょいで退院できた。
休日夜間の緊急手術、仕事とはいえ、夜勤の医師や看護師がいてくれてこその対応、感謝しかない。

以下はその顚末。
シモのことも結構書いているので苦手な方・食事中の方はお避け下さい。
退院後記憶に頼って書いているので、不正確なところがあるかもしれません。
長いけど、実はあまり大したことは言っていない。


-2日目(7日)
人間ドックを受診。基本パターンにいくつか追加した。バリウムを飲む検査もその一つ。初めてのところだが、バリウム検査自体は前にやったことはあった。
人間ドックは午前中には終わり、終わった後に出た便はまだ白くないので、昼食後もらった下剤をのんだ。排便がないため、夕食後ものむ。この日はその後排便なしに終わる。

-1日目(8日)
3回ほど排便あり。最初の一回はかなり白い便、以後だんだん普通の色に戻る。やれやれと一安心する。

0日目(9日)
朝食は普通に取った。正午ごろ?から腹痛がし始める。下剤の効果はもうなくなっているはずだがなあ~これはただの消化不良か?と思いながら何度かトイレに行くが、便はろくに出ない。だが今から思うと、ごくわずかに出た便に赤いものが混じっていたときがあったような。血便だったわけではないかもしれないが。何回目かのトイレでころころしたちいさい塊の便が2~3個出た。白っぽい。バリウム便まだ残ってた?
腹痛引かず。遅い昼食を少し口にしてみるも、とても食べる状態ではない気がする。そろそろただ事ではないかもと思い始める。 ネットで調べたりすると「急の腹痛・持続する腹痛は即救急車」みたいなことも。♯7119に電話して相談、この日は休日だったので近所のやっているクリニックを紹介してもらう。熱はなかったが悪寒がしてきて、腹痛より辛くなってきた。
家族に付き添ってもらって受診すると、腸に穴が開いて腹膜炎を起こしている疑いがあるとのこと。タクシーを呼んでもらい、さらに大きな病院へ向かうことに。そこでの診断も要緊急手術だったのだが、病室の空きがないということで、救急車でさらに別の病院へ送られることに。人生初の救急車だが、結構揺れるなあ…ということぐらい。連れは長かったと感じたらしい搬送時間は、それほどには感じられなかった。
着いた病院で再度血液検査やらCTやらで確認。手術中は呼吸確保のため管を入れるので術後に喉が涸れたりするかもしれないこと、背中から入れる麻酔「硬膜外麻酔」というやつを使うこと、一回でうまくいかなくて再手術になる可能性、人工肛門になる可能性もあることを聞く。「硬膜外麻酔」って無痛分娩やるときに説明されたことあるなあ。私は使わなかったけど。
ちなみにこのとき、家を出るときはなかった熱が39度台にあがっていた。最初のクリニックでは37度台、二番目の病院では38度台と着々と上がっていたので、体内的にはかなりやばい状況だったのだろう。

1日目(10日)
意識は徐々にではなくすぱっとなくなったようで、菱沼さんのような体験はない(※『動物のお医者さん』3巻)。意識が戻ったときには日付が変わっていた。処置が早かったので腹膜炎は軽症で済んだとのことで、とりあえず人工肛門も回避できたようだ。帰る家族を見送って寝る。
この日はほとんど横になって眠ったり起きたりしていた。麻酔が効いているのでそれほど術後の傷は痛くないが、その麻酔の副作用でときどき吐き気がする。それでも寝ている間は深呼吸すれば気にならなくなる程度。病室内の空気はよく換気されているのかすっきりしている感じ。空調、ときどき電車が通っているような音がするけど。
尿の方は導尿の管がついているので尿意があっても気がつくと解消されている。朝便意があったのでトイレに行くと、腸内に残っていた便が泥状で出た。腹に力を入れて踏ん張れないので、とにかく出てくれてすっきりする。動いたせいか吐いたけど。
腹が張ったり足に血栓ができたりするのの防止に、なるべく歩くように指導される。ただ起き上がってちょっと動くと吐き気もして、すぐ近くのデイルームまででも吐いたりした。胃に何も残っていないようで出るのは胃液?のみ。なんとか2回、フロアを1周ずつ歩く。
足の血栓防止のためには「弾性ストッキング」とやらを履いて、夜寝ている間は振動する機械もつけた。弾性ストッキングは病院の売店で家族に買ってきてもらったのだが、製品名称が違って探すのに手間取ったとか。院内の異業種スタッフの間に齟齬があるぞ。
入院手続きに来た家族に手を振る程度の元気はあるが、まだあまり起きていたい気はしない。この日は食事なし。

2日目(11日)
前日とほぼ似たような状況。
この日は見舞なし。
ずっと寝ていたせいか背中が痛くなってきて、夜寝るのが辛くなってきた。これは自宅でも6時間くらい寝ていると起きるやつで、柔らかい枕を持ってきてもらってあてて寝たら楽になった。やれやれ。むしろ丸2日くらいずっと寝ていてよく今までもったよな。麻酔の効果か。あまり動けないときにこれだったらと思うとぞっとする。病院のベッドは堅めのマットレスっぽい感じで、気になりだすと結構寝づらい。なるべく床ずれ防止するためだろうから、仕方ないのだろうけど。

3日目(12日)
まだ背中の硬膜外麻酔の管は入っているが(痛くなったらスイッチを自分で押してくださいと言われている)、傷の痛みはほぼ気にならない程度になってきた。
だいぶ楽になったので、自主的に少し起きて歩いたりする。
声がかすれていて囁くような感じにしか出ない。手術前にされた説明忘れていたが、まあそのうち戻るだろうと思っていた。
この日は昼から食事が出た。といっても重湯+葛湯やスープ・牛乳程度、味気ないが食欲もまだなく、まあ薬だと思って多少気分が悪くなったりもするが何とか食べきる。
導尿管がとれ、自分でトイレに行けるように。ただ尿量を記録してくれと言われて、カップでいちいち測らねばならないのがやや面倒くさい(翌日にはしなくてもOKに)。便も出るようになった。
歩けているので、ということで、寝ている間につけていた振動する機械もはめなくていいことに。
夜寝ようとしていたら、徐々に腹が張って痛くなってきた。腹にたまったガスがあまり抜けていないようでかなり苦しい。置いてある体温計で思わず熱を測ってみたが、最初こそちょっとあったものの、何回か測るうち平熱に戻った。穴が開いたときどんどん熱があがったことを思うと、これは傷の再発とかではない…? それでもあまりに辛いのでナースコールし、痛み止めの点滴を追加してもらう。

4日目(13日)
あまり眠れないうちに朝。相変わらず腹は張って痛く苦しい。でも看護師さんたちはあまり重篤視していない様子。よくあることなのか? 確かに熱とかはないけど、でも痛い! 一生懸命歩いてるけどお腹の張りと痛いのが引かないよ―。この日は日中「痛い」しか考えられない日だった。夕方医師に「大建中湯」という漢方処方してもらったら楽になった。タイミングかもだけど、劇的に(当社比)効いた感じ。こんなに効くなら午前中の回診を逃したことが悔やまれる。
やっと眠れる、と思ったら今度は突発的に喉がいがらっぽくなって咳が出る症状が。通常ならなんてことないのだが、今は咳すると腹が痛いのですごく辛い。前の晩よく眠れなかったので出しましょうかと言われていた眠剤をもらって、さっさと眠ってしまおうと試みる。
この日は昼からお粥になり、おかずや果物などもつくようになる。ただお腹が痛いときだったので、胃にものが入るとなお張って痛くなって、食事は苦行だった。
背中の麻酔と腹につけていた体液の排出?をしていたコード(ドレーンとか言うらしい)が抜けて、体につながっている管は点滴だけになった。

5日目(14日)
眠剤のんだものの、結局すぐは眠れず、一旦眠った後も2時間ごとぐらいに目が覚めた。以後はずっとこんな感じだった。幸い咳は眠れない、眠っている間に目を覚ます、というほどではなかった。医師に聞いて問題ないというので見舞の家族にのど飴を買ってきてもらうなどした。飴3つくらいすぐなめちゃったので、自分でも初めて売店に行って買い足してきた。
腹の張りは多少あるものの痛みは大体おさまって、やっと落ち着ける感じに。この日やっと食事がおいしいと感じられるようになった。お腹もすくようになったし。しかし白米のごはんだけ食べるのは好きで、それもごはんは軟らかめに炊いたのが好きなのに、なんでお粥はあんなに味気ないのかなあ。

6日目(15日)
朝に点滴が取れる。やっと体につながっている管がすべてなくなった。待望のシャワーを使わせてもらうことに。バスタオルなどを借りる手配はしたが、浴室に入ってみたら石鹸やシャンプーなどがなかった。それでもお湯で体が流せるだけでもずいぶんさっぱりした。一週間ぶり!
持ってきてもらっていた、図書館から借りているエッセイ漫画を読み終わる。

7日目(16日)
寝る前寒かったから布団かけてたら、途中で大汗をかいて目を覚まし、トイレに行きがてら熱いタオル持ってきて体をふくなどした。首の後ろあたり、シーツまでじっとり湿るくらい。こういうの前からときどきあるけど何とかならんものか。起きてるときにときどき急に汗が出たりするのは更年期のせいで仕方ないけど。
この日のシャワーには持ってきてもらった石鹸とシャンプー・リンスを持参。大汗かいてたから、午前中入浴にしておいて良かった。すっきり。
売店を物色に行ったが、買って読んでもいいかなと思える本はなかった。デイルームにあった、児童ファンタジーの本を読んで過ごすことにする。結構読み応えあるが1日で読みきれた。おもしろかった。シリーズものなので今度続きを探して読もう。しかし本に書いてあるフロア番号は一つ下の階な気がする。ここにあってラッキーだった。

8日目(17日)
朝に最後の血液検査。それも問題なく、午前中に退院。思っていたより早かった。まだとぼとぼとしか歩けないけど、経過順調で良かった。
医師や看護師ほか、病院のスタッフの方々、お世話になりました。改めてありがとうございました。いろいろ面倒・心配かけた家族もありがとう。
この夜は久しぶりに6時間ぶっ続けに寝られた。

22日目(3/2)
初めて外来での病院。診察前に血液検査とレントゲン撮影。検査結果が出るのを待っての診察。結果、問題なしとのこと。
血液検査は「理想的な数値」とか言われた気がする。検査結果は入院時からの経過も一緒にもらう。炎症の有無を見るCRP定量、白血球数は入院時と手術直後は基準値からはるかに高い値を示していたが、入院中に徐々に下がっていき、退院時には基準値以下に落ち着いて、手術3週間後のこの日はさらに下がっていた。肝機能・腎機能・血糖値・貧血を示す数値などもこの日はすべて基準値以内。今までもときどき微妙に基準値超えることがあった肝機能系のγ-GTPもOK(この入院のきっかけになった人間ドックの結果が先日来て、γ-GTPが基準値超えてるから要精密検査ってなってたけど、もういいだろ…)。
レントゲンも腹にガスはほとんどたまっていないとのこと。なんかまだときどき腹が張る感じはするけど、前からこんな感じだったかなあ。
切り取った腸の写真も見せてもらった(上記)。
切った後の傷跡はさわったり動いたはずみでまだちょっと痛いときあるし、腹が張って一瞬痛いときもあるけど、まあほぼ問題はないようでほっとする。少し気分がすぐれなかったり喉がふさがる感じとか口がすっぱい感じがしたり食が細くなって疲れやすい感はあるけどね。このへんはだんだんに、かなあ。

59日目(4/8)
最終確認の「下部消化管内視鏡検査」。
前日夜に検査前処置用の下剤その1「ピコルスファートNa」(水で薄めて飲む液体)をのんで就寝。寝る前や夜中にお腹が痛くなることもなく6:00起床。検査前処置用の下剤その2「モビプレップ」はでかい袋状の入れ物になっていて水を入れて中の薬剤を溶かす。最終量は2リットル。まずは半分の1リットル分を6回に分けてのむ。1回分を10~15分かけてのむ、2回ごとに1杯水を飲むという決まり。薬は溶かすと透明で微かに塩味や酸味?がつけてあって覚悟していたほどのみにくくはないが、量が多いので確かにのむのに時間がかかる。割と即効性で、すぐに便意が来る。腹痛はほとんどなし。最初の2回は形のある便だったが、3回目で泥状から水状に。6回目が終わったところでは薄い黄色の水状でもういいかなと思ったが、まだ「カス」が出るので、しばらくして残りをのむことに。最後の1回を前にほぼOKな状態になったので終了とする。水のようになるとほとんど匂いもしなくなる。最初のうち少し気分が悪くなったり悪寒がするときがあったが、のんでる最中にこういう症状が出たら服用中止せよと書いてあったけど…吐いたりするほどじゃなかったので続けた。早く検査終わりにしたかったので…。最後の1回のときにちょっとトイレに行くのが間に合わなくて服を汚してしまったので、これのむ方はご注意を。
さて新型コロナ禍のなか、普通にやっているという病院へ(面会は禁止、実習は中止になってたけど)。病院の中はそんなに空いてはいなかったかな。まあ飛び込みで来る病院じゃないからね。説明を聞いて着替えて割とすぐに検査開始。内視鏡入れるときと中でぐいぐい進めているときはまあ確かに気持ち悪い感じだけど、やはり腸に空気を入れてるときがいちばん痛くて辛かったかな。横向きに寝た状態で入れ始めて、途中から仰向けになる。しかし「S状結腸」て大腸の割と入口の方だと思うけど、ずいぶん奥まで内視鏡入れた感じ。異物感がして出そうとする感覚があって、確かに腸の中きれいにしておかないと…なんだろうな。汚れるかもしれないから、と靴下も脱いだけど、幸い大丈夫だったようだ。終わった後「ガスはなるべく出してね」と言われたけど、別に我慢しているわけではないけど、あんまり出た感覚がない。明日あたりに4日目のときみたいにまた痛くならないといいな…。特に異状を発見したような感じはしなかったけど、何もないといいな。結果は来週に。朝昼と食事を抜いたのでお腹が減った。夕飯は消化がいいように2日前から煮ていたタンシチュー。

68日目(4/17)
内視鏡検査の結果を聞く診察。
検査後、おなかが張って痛くなることもなくほっとした。
内視鏡の画像を見ながら説明を聞く。大腸の入口、小腸とつながっているところまで内視鏡を入れて、引きながら画像を撮ったとか。ずいぶん奥まで入れていると思ったが、ほかにも何か病変がないか見るためだったんだろうな。その入口近くにポリープがあるとのこと。良性のようだが、1~2年に1回は検査した方がいいとか。次の人間ドックのときにできたらするかなあ?
肝心の手術の部分は肛門近くだったが、見た感じよくわからなくて、手術箇所ちゃんと映ってないのでは?と思ったけど、まあ腸壁は綺麗そうだったので、切った箇所に問題があれば周辺もきっと腫れたりしてるだろうから、大丈夫ってことのようだ。
ということで診療終了。外側の手術痕も綺麗だと言われたけど、体を動かしたはずみや服の縁がさわったりするときにまだピリピリと痛かったりするんだが、「まだ2か月ですから」とか言われる。そんなものなのか。便秘にならないようにという注意は一般的にも有効なもの。
ポリープが見つかったりしたけど、今回の件はこれで一件落着。手術してくれた医師の方は3月31日付で異動があったようで説明は別の人だったが、お世話になりました。改めて、現代医療に感謝を。
 

2019-06-07

映画「パドマーワト」

映画「パドマーワト 女神の誕生」を観に行った。
東京・虎ノ門の「ニッショーホール」(日本消防会館)にて。
友人がシネマNAVIで当たった試写会の券に便乗させていただいて。

「日本消防会館」で映画が観られるなんて初めて知ったわ…。
席が決まっていない試写会なので開場前は結構並んでた。インド映画人気高い。
「トルコ至宝展」のときも思ったが、豪華な衣装や装飾のためか、年配の女性も多い。

「架空の歴史もの」であった「バーフバリ」と違い、実在の歴史もの。ただし「絶世の美女の王妃」は創作らしい。
評判通り、大変映像の美しい作品でした。
正統派のインド映画で、歌い、踊り、そして長い(164分)が冗長な感じはしない。

内容に触れるので畳む。気になる方は観てから読んでね~。
 

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2019-02-10

映画「刀剣乱舞」(小説、漫画)

時海結似『小説 映画刀剣乱舞』(小学館、2019.1.23)
大柿ロクロウ『映画 刀剣乱舞』上・下(小学館サンデーうぇぶり少年サンデーコミックス、2019.1.23,30)

ノベライズ本、コミカライズ本も読んだので感想など。
別々に語るべきかとも思ったけど映画と基本同じ話なのでここでまとめて。

一応、内容に触れるので畳む。まだ映画を観ていない方はバック推奨。
 

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2019-02-03

映画「刀剣乱舞」(3回目)

映画「刀剣乱舞」3回目を観に行った。
「川崎チネチッタ」にて。

前々回前回のレポの補足。さらにどうでもよいことばかり?

三回目だったけど楽しめたよ!
(いろいろ追記あり―●2/10、●●2/16)

今週から時間帯が少し変更になったりしていたけど、2作目ができるくらいはあたってるといいな。
●上映時間だいぶ変更になっているようだけどまだやっているようで良かった。というか完売になっている回がある劇場もまだずいぶんあるぞ。上映館数はどうなのかな? 応援上映も行われるとのこと。

帰りに書店に寄って、表紙が三日月の写真の映画雑誌を買ったが、重版されたはずのコミカライズ本は探すのを忘れた。まだ重版できてなかったかな?
●後日無事買えた。一般書店にはなかったり下巻のみだったりしたので結局アニメイトで買ったのだが、おまけがついてきてラッキー。これは下敷か?

以下、内容に触れるので畳む。まだ観ていない方はバック推奨。
 

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2019-01-27

映画「刀剣乱舞」(2回目)

映画「刀剣乱舞」2回目を観に行った。
「横浜ブルク13」にて。

前回のレポの補足。思い出した&新たに気付いたことをとりとめもなく。

開演前に同じ建物に入っている書店で、公式シナリオブック、オフィシャルガイド、ノベライズ本を購入。勢いで買うつもりではなかった公式フォトブックも。台詞が気になっていて欲しかった公式シナリオブックはその書店の人気ランキング1位になっていたのだが、最後の1冊だったようで買えてラッキー。
シナリオでは台詞はほぼ忠実にわかるけど状景とかは書いてないところも多いので、一つの独立した作品となっているノベライズの方もあると補完できて良いかも。
コミカライズはまだ連載中だったかな?

1週目からパンフレット売り切れだったり、2週目の週末には東京の映画館では満員のところも出るなど、なかなか受けているんじゃないかな?
このクォリティが維持・向上できるなら続編あっても期待できるね。

以下、内容に触れるので畳む。まだ観ていない方はバック推奨。
 

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