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2018-12-01

茅田砂胡『ポーラの戴冠式』

茅田砂胡『ポーラの戴冠式』(中央公論新社C★NOVELS Fantasia、2018)読了。
<デルフィニア戦記外伝>の第3巻。『茅田砂胡 全仕事1993-2013』に収録の本編後日譚にあたる「紅蓮の夢」のさらに後日譚の短編連作集。雑誌「小説BOC」連載10話分+書き下ろし2話。

主に次世代の子どもたち中心。こういう周辺の人たちの物語も楽しい。

細かいことはかなり忘れているので、読み終わった後「紅蓮の夢」を読み返し、さらに1巻から読み返しを始めてみた。こんな事件あったっけ?と本当に細かいこと忘れているので新鮮~。

「紅蓮の夢」のときに子どもたち関係の系図作ったけど、全体の系図も作り出してみた。

また「外伝」あるといいなあ。
 

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2018-05-20

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 外伝』

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 外伝』(ニトロプラス、2017)読了。
「殺無生編」(江波光則)、「刑亥編」(手代木正太郎)の2編収録。
台湾の伝統的な人形劇「布袋劇」を観たニトロプラスの虚淵玄により、日本・台湾合作で作られた「武侠ファンタジー」作品の外伝の小説。

本編は2016年7月8日~9月30日にテレビで放映された。
「人形劇」なんだけど、人形がすごい美麗なだけでなく、アクションも結構やる。
脚本は虚淵玄、キャラデザはニトロプラス関係で日本、人形の制作・操演は台湾という「合作」。
本編おもしろいですよ! DVDやブルーレイも出てます。人形は本当にすごいです。
しかし主役の片方、凜雪鴉がひどい奴でな…。

外伝小説はその凜雪鴉が本編に出てくる殺無生・刑亥の二人とのそれぞれの過去話。
本編で殺無生と刑亥が凜雪鴉を恨んでいるのだけど、まあそりゃあ仕方ないよな…と思わせる2編でした(笑)。

「殺無生編」は「生死一劍」というタイトルの映画の前半部分の原作にもなっている。
映画の後半は「前半があまりに後味が悪いので」ということでもう一人の主人公・殤不患の物語。本編の後日談でこっちはいい話?

テレビのシリーズ2期は2018年10月から放映するとのこと。こちらも楽しみ。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2017-10-14

丸山くがね『オーバーロード1』

丸山くがね『オーバーロード1』(KADOKAWA、2012)読了。
ファンタジーのゲーム世界から帰れなくなる系の物語。

これもアニメから。同じくエンターブレイン系で、元はwebサイト掲載作。
2017年4月15日第19刷。

ゲーム世界に取り込まれる話、「ソードアート・オンライン」とか「ログ・ホライズン」とかいろいろあるけど、これは主人公が骸骨なアンデッドで、通常なら「悪」のキャラクターであるところが異色か。
現実世界では一介の若者であるらしい主人公が、自分たちのギルドの要員として設定したNPCたちに威厳をもって接しなくてはならなくて四苦八苦しているのもおかしい。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2016-03-03

『宿命の宝冠』<グイン・サーガ外伝25>

宵野ゆめ『宿命の宝冠』(ハヤカワ文庫JA、2014)読了。
作者・栗本薫の死後、複数の作家によって書き継がれている大河ファンタジー<グイン・サーガ>、その外伝第25巻。外伝も複数の作家によって連載されていたものがそれぞれまとめられている。

外伝はいいかな、と思っていたが、本編134巻『売国妃シルヴィア』にはこの外伝初出のレンティアのアウロラが出てきて今後も重要人物になりそうなので。
134巻も読み返してみたが、やはりかなり忘れていたなあ。

この作者はこれが処女作だそうで、ややぎこちないところも見られるが、まあ悪くないかな。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2015-07-20

『売国妃シルヴィア』<グイン・サーガ134>

宵野ゆめ『売国妃シルヴィア』(ハヤカワ文庫JA、2014)読了。
作者・栗本薫の死によって中絶した大河ファンタジー<グイン・サーガ>、二人の作家によって交互に書かれる正篇の続き。シリーズ第134巻にあたる。

ケイロニア・パートの続き。
このタイトルはいくつか決まっていたものの一つだよね~。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2015-07-16

『魔聖の迷宮』<グイン・サーガ133>

五代ゆう『魔聖の迷宮』(ハヤカワ文庫JA、2014)読了。
作者・栗本薫の死によって中絶した大河ファンタジー<グイン・サーガ>、二人の作家によって交互に書かれる正篇の続き。シリーズ第133巻にあたる。

<グイン・サーガ>のグイン以外のパート、今回はヤガ中心。
相変わらずいろいろとおどろおどろしく大変です。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2015-07-11

『サイロンの挽歌』<グイン・サーガ132>

宵野ゆめ『サイロンの挽歌』(ハヤカワ文庫JA、2013)読了。
作者・栗本薫の死によって中絶した大河ファンタジー<グイン・サーガ>、二人の作家によって交互に書かれる正篇の続き。シリーズ第132巻にあたる。


前巻はパロ・パートで、この巻はケイロニア・パート。
こっちも「伝奇」小説っぽいな。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2015-07-04

『パロの暗黒』<グイン・サーガ131>

五代ゆう『パロの暗黒』(ハヤカワ文庫JA、2013)読了。
作者・栗本薫の死によって中絶した大河ファンタジー<グイン・サーガ>、二人の作家によって交互に書かれる正篇の続き。シリーズ第131巻にあたる。

雰囲気が初期の辺境篇や外伝1巻目の『七人の魔道師』に似てるな…と思ったら、『七人の魔道師』直後の時代だしね。結構「ファンタジー」というより「伝奇」に近い感じの。

別作家の作品なのでどうよ?と思ったけど、まあ悪くないんじゃないかな。
続きが読みたかった方は読んでみてもいいかも。
気になる人は「別モノ」と思って読めば。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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2015-05-15

梨木香歩『冬虫夏草』

梨木香歩『冬虫夏草』(新潮社、2013)を読了。
明治も終わり頃の貧乏文士の、常ならぬものがいろいろ出てくる日常雑記『家守綺譚』の直接の続編。
前見返しにこの本がどういうものかの「説明」があるが、ルビが楽しい。
前作と同様に各章がその中にも出てくる植物の名前になっている。

一応行方不明の飼い犬を捜すという筋は一本あるものの、割とゆきあたりばったりの山旅で、山の中の人々(?)の生活が味わい深い。

前作と同様、そこはかとない「幻想怪奇」だが、この人のものなので怖くはない。
久しぶりにまともに本読んだ気が。うまい文章で安心して読める。

しかしこの人の作品、順番に読んでいたのだが一つ飛ばしてしまった…。

いずれサイトの方にアップ予定。
以下、内容にふれるので畳む。
 

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2015-02-14

栗本薫『ヒプノスの回廊』

栗本薫『ヒプノスの回廊』(ハヤカワ文庫JA、2011)読了。
大河ファンタジー<グイン・サーガ>外伝第22巻。
作者名義のグイン・サーガ、これが本当に最後の巻。

各所に発表された単行本未収録の短編を集めた作品集。

本編の感想で感慨は語ったので、以下に普通に内容感想など。
 

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