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2014-05-30

サガ誕生日おめでとう!(5回目)

永遠の28歳おめでとうです。
もちろんカノンもおめでとう!
誕生日わからないけれど、LC先代双子座のアスプロスとデフテロス、ND先代双子座のカインとアベル、そしてΩ双子座のパラドクスさんとインテグラさんにもおめでとうと言っておこう。(多いよ、双子座!)

五年目です。
今年もサイトの誕生日は忘れた(笑)
LC外伝の双子座編、連載中! OVAも第3章以降作ってくれないかなあ。絶対買うのに!
カインとアベルの正体、もといNDの再開はいつかな。
Ω二期のパラドクスさんと降って湧いたインテグラさんについてはいろいろ言いたいこともあるけど、結構好きでしたよ、この二人も。

強くて格好いいサガが好きです!
 

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2014-05-17

『ドクター・ヘリオットの生きものたちよ』

『ドクター・ヘリオットの生きものたちよ』(ジェイムズ・ヘリオット著、大熊栄訳、集英社、1993.12.20)読了。
イギリスの獣医さんの日常スケッチ的な一連の作品の最後のもの“Every Living Thing”(1992)の翻訳。

人名や地名が仮名になっているしおそらく事実そのままではないのだろうが、自分の体験をもとにした楽しい獣医さんのエピソード集第5作(実際は第8作)。フィクション仕立てになっているので、小説扱いになっている場合も。

こういう何気ないエピソードをおもしろく読ませるように書けるのって才能だよね。
実際にはもっと嫌な人がいたり不愉快なことがあったり、それほど劇的ではなかったりするのかもしれないけど、楽しそうにユーモアをもって書かれているので読んでいてとても楽しい。最後にほろりとさせたりにやりとさせたり、だいたいいい話で終わる。
ヨークシャーの風物と人々が大好きなのが感じられる。
これで終わりなのが残念。

たまたま2作目をもらって読んで、おもしろかったのでその前後にあたる話も読んだ。
英米ではベストセラーになっていて、映画やテレビ・シリーズにもなっているそうだが、日本ではそれほど知名度はないかなあ。
以前、貨物船の船長をしていたイギリスの方が、このシリーズのどれかの本を航海中に読んでいておもしろいよと言っておられたっけ。

この5作目は、少し前に出ているのは知っていたが、当時4作目が翻訳中だったのと、文庫本になるのとを待っていたのだが、4作目が出てしばらくたつのにこれは文庫にならないなあ…。同じ出版社・訳者なのに。持ち歩いて読むの重かった! おもしろかったけど!


自分の備忘録として、ジェイムズ・ヘリオット(James Herriot、1916-1995)の著書を以下に。
年代順に話が進むので、これから読む方はできれば原作の順番に読んだ方がよい。

 『ヘリオット先生奮戦記』(上・下、大橋吉之輔訳、ハヤカワ文庫NF、1981.12)
  ←『頑張れヘリオット』(上・下、文化放送開発センター出版部、1975.11)
  “All Creatures Great and Small”(1972)
   ←“If Only They Could Talk”(1970)/“It Shouldn't Happen to a Vet”(1972)

 『ヘリオット先生の動物家族』(中川志郎訳、ちくま文庫、1989.6)
  ←『わが動物讃歌』(徳間書店、1978.5)
  “All Things Bright and Beautiful”(1974)
   ←“Let Sleeping Vets Lie”(1973)/“Vet in Harness”(1974)

 『Dr.ヘリオットのおかしな体験』(池澤夏樹訳、集英社文庫、1981.5)
  ←(同題ハードカバー、集英社、1978.12)
  “All Things Wise and Wonderful”(1977)
   ←“Vets Might Fly”(1976)/“Vet in a Spin”(1977)

 『ドクター・ヘリオットの毎日が奇跡』(上・下、大熊榮訳、集英社文庫、2004.3)
  “The Lord God Made Them All”(1981)
 
これら以外に『愛犬物語』『猫物語』ほかいくつかの作品集もあるが、それまでの作品集から犬や猫に関するエピソードを抜き出して再編集したもの。
ただし上記の邦訳本には省略されている部分があるので、これらでしか読めない章もあるとのこと。
息子による伝記もある。
 

2014-05-14

『ヘレーン・ハンフ論纂』

『ヘレーン・ハンフ論纂―「ブロードウェイの落ちこぼれ」物語』(芳賀馨編、開文堂出版、1987.3.20)
複数の日本人執筆者によるヘレーン・ハンフについての論文・エッセイ集。

『続・チャリング・クロス街84番地』を読んで、そう言えばこんな本も出てたっけ、と図書館で借りてみたもの。
基本、研究書なので肝心な部分の引用が英文原文だったり、アメリカのドラマ業界の事情についての論考が中心だったりするので、あまりちゃんと読んだとは言えないのだが一応出しておこう。

後半には日本で「84番地」が上演されたときの関係者のエッセイや、編者他のヘレーンとの会見記がある。
日本から何人も会いに行った人がいるんだね。
この本はまだヘレーン存命中のもので、住所も電話番号も載ってる!
もっと早くこの本のことを知っていたら、本当にファンレターも出せて、もしかしたら返事も来たかも…!
でも本気でファンレター書こうかと思ったのは『レター・フロム・ニューヨーク』を読んだ1997年だったからね。
あなたの本を読んでクロイスターにも世界貿易センタービルにも行きました! その『ニューヨーク、ニューヨーク』はサンリオ文庫だったからもう手に入らないし、9・11で世界貿易センタービルは…。ヘレーンが生きていたら何を思ったか。

ヘレーンの作品についてはこちら
ブロードウェイの脚本家にはなれなかったけど、文章はすごくユーモアがあっておもしろいので、そういうところに目をつけた編集者がいればもっと本が出たかもと思うと残念。

ヘレーンの自伝的な作品やエッセイは『続・チャリング・クロス街84番地』でほぼ翻訳されたのだけど、近年に翻訳が出た『われ等が青春のブロードウエー』と『Q先生の遺産』は同じ人の訳なんだけど自費出版に近いのか、近辺の図書館にもなくネット書店にもない。駄目もとでリクエストかけてみるかなあ。
 

2014-05-10

『エル・シッド』

『エル・シッド―中世スペインの英雄』(リチャード・フレッチャー著、林邦夫訳、法政大学出版局、1997.3.31、叢書・ウニベルシタス558)。
中世スペインの英雄エル・シッドについての歴史研究書。
“The Quest for El Cid”(1989 by Richard A. Fletcher)の翻訳。

英雄エル・シッドの実像を、史料から解き明かすもの。
研究書で史料をなぞりながらの記述だけど、結構ユーモアを含んだ書き方もあってなかなかおもしろかった。
有名な叙事詩は歴史的な記録としては信用できないものとし(まあそうだろうね)、生前か死後間もなく書かれた詩や伝記的な散文、敵方だったイスラム教徒の文書を中心に、裁判記録やら土地の権利証書やら教会への寄進の記録やらを使いながら解説。
著者はスペイン人ではなく「外国人」なので客観的に書けたもののようだ。

本の半分は背景となるこの時代までのスペインの歴史やイスラム教徒・王などの支配者の動向を書いている(すみません、このへんちょっと斜め読み(^^;))。
人名はもちろんだけど、地名もなじみがないので地図と首っ引き。スペイン史やってる人には常識かもだが。
11世紀後半ってよく考えると結構昔だよね…ヨーロッパではイングランドがノルマン・コンクェストで統一王国になったころ、十字軍が始まったころ。スペインはまだ半分以上イスラム教徒の土地。

後半はシッドの生涯を追いながら。叙事詩には追放前の前半生がなかったので興味深い。
でもこの時代の人については王族や貴族でもなかなか史料は残ってなくて、具体的なことはあんまりわかっていないのね。性格とかはもちろん。
それでもアーサー王やローランよりは「史実」なのだろうけど。
シッドは小さな村の出身ということになっているが、実はそれもはっきりはしていないらしい。所領のあった場所も。
小貴族の成り上がりだと思っていたけど、少年時代にはのちに王となる王子の家に預けられたりしているので、かなり有力な家の人だったのかも。
叙事詩では安定的な強さで描かれた戦いも、かなり危ないときもあったらしい。でも大抵は勝っているので、「無敗の英雄」扱いなんだろうな。
必ずしも聖人君子ではなかったようだが、王から追放されて独力でやっていかなければならなかったのだからそれも当然だろう。

この研究書が1997年、叙事詩の方が別々に1994年(『わがシッドの歌』国書刊行会)と1998年(『エル・シードの歌』岩波文庫)にそれぞれ翻訳が出ていて、このころ相次いで関連書が日本語で読めるようになったのだな。
叙事詩は『わがシッドの歌』を前に読んだので、コルネイユの戯曲『ル・シッド』も読んでみるかなあ。チャールトン・ヘストンの映画も見るべき?
 

2014-05-05

新館開館

本家サイトの更新もさぼっているのに、ここ「本館」、どこかにこっそりある二次創作の「別館」に続き、一次創作の「新館」を開きました。
テクがないのですべてブログ。
かつて書いたもの・書きかけていたもの中心。もしかして目にしたことがある方がいるかも?
むかーし書いた作品は正直、内容も文章も青臭く恥ずかしいですが、新作も置きます。
横にバナー貼ってみました。
まずはテキスト入力が必要(!)なので、徐々にしか増えないと思いますが、お気が向かれた方はよろしくです。
 

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