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2014-10-25

本家サイト更新―海外編(続)

1か月あいてしまったので別記事にしてみた。

(2014.10.25)
本家サイトの「私的 児童文学作家事典〔海外編〕」のページの「ハ行」をやっとこ更新。
思ったより追加は少なかったけど、結構リンクを修正したりした。そもそも人数が多いし。
タ行にも少し追加。
物故判明は二人。

これで折り返し点は過ぎた。さて、次はいつか。
 

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2014-10-23

『イギリスからの手紙』

『イギリスからの手紙』(林望著、東京堂出版、2014.3.22)読了。
1984年から1985年まで、著者が初めてイギリスに滞在していたとき、家族に書き送った手紙を収録したもの。

もう30年前のことで、不特定多数の人に見せるものではない手紙だけど、この頃から文章が大変読みやすくておもしろいです。
あ、これ『イギリスはおいしい』にあったネタだな~とかも楽しい。
英語は全然専門ではなかっただろうに、どんどん話していくという開放的な性格が幸いして上達していったのですね。
人間関係が豊かになっていくのが素晴らしい。

イギリスの生活事情が興味深い。ああこういうのあったあった、と自分のわずかなイギリス旅行のこととか思い出してうなずいたり。
そしてつくづくボストン夫人の家に偶然下宿してしまうなんて羨ましい。もっとももし自分に同じ幸運があったとしても、音楽とかはからきしなのであんなに双方に良い体験にはならなかっただろうなあ。
しかし唯一賛成できないのがラウンドアバウトの大絶賛なのです。あれは車を運転する人にはすこぶる便利なシステムのようですが、歩行者の立場としては、切れ目なく車が走っていて曲ってくるので、なかなか道が横断できないのです。信号があれば一定の時間後には必ず渡ることができるのですがね。

専業「作家」になられてたくさん本を出されるようになって、分野も多岐に渡っているので、最近はあまり追えていない気がする。
料理や音楽や車や能や国文学関係の話は読んでもよくわからないからまあ良いのだが。
公式サイトを見たら、でもイギリス関係は共著と翻訳以外はほぼ読んでた。回想記も最新の以外は(これは要チェック)。

以前どこかで本は買って読めとおっしゃっておられたと思うのですが、すみません、ご著書は大体図書館で借りて読んでおります…。
まだ1冊目の著者の『イギリスはおいしい』くらいしか出ていなかったころ、機会があって某図書館で開催された講演会に行くことができましたが、お話も大変おもしろかったです。ガウンも羽織っていらしてましたっけ。
これからもますますご活躍されんことを、後輩よりお祈りしております。
 

2014-10-22

『修道士ファルコ』1~4巻

青池保子『修道士ファルコ』1~4巻(秋田書店、2013.8.30~2014.8.25)。
ヨーロッパ中世の修道士漫画(笑)。ジャンルとしてはミステリかな。

以前別の出版社から2冊出ていた分も含めての再刊。1巻と2巻にも新しい話が入っているので結局全部買ってしまった。
特に2巻のドン・ペドロの話は直接つながるものだし。出版社に乗せられている気もするがまあいいか。

安定したおもしろさで、まだ続きがあるのでまた楽しみです!

以下、ほとんどどうでもいいことだけど、一応畳む。
 

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2014-10-13

『鉄のクラウス』

青池保子『鉄のクラウス~スピンオフ~』(秋田書店、2013.4.30)。
「グッド・カンパニー」「イブの息子たち 特別番外編」「魔弾の射手」「指輪物語」と関連コメントなど収録。
『エロイカより愛をこめて』の単行本未収録のエーベルバッハ少佐出演の作品を集めたもの。
しかしせっかくだから単行本収録済とはいえ「特別休暇命令」も入れてくれればいいのに(背景の花がミスマッチな予告カットのみ収録)。

これも買って読んでいたのだが、記述を忘れていた。最後の短編以外はすでに読んだものでもあったので。
でも「往年」の少佐ファンとしてはやっぱり買っちゃったよ。少佐は私の「青春」だったからね…! 感想も書かねばね。

以下、一応内容に触れるので、畳む。
 

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2014-10-12

『エロイカより愛をこめて35周年メモリアル・ブック』

『エロイカより愛をこめて35周年メモリアル・ブック』(秋田書店、2012.9.30初版)。
書店で見かけて、そういえば出ていたんだっけと少し前に購入(2013年3月5日の4版)。
ちょこちょこ読んでいて先日読了。

絵柄ずいぶん変わったよな~まあ35年もたつんだから当然か。
小さいけどカラーがたくさん見られて嬉しい。
掲載時のコメント一覧の完全収録がすごい。その時々のことがうかがえておもしろいね。
字の部分、細かいのが多いけど全部読んだぞ!

漫画家さんたちのイラスト付きコメント、皆さん無理に似せようとせずにご自分の絵柄で描かれているところも楽しいです。

これからもご活躍を応援しております!
ああそうだ、ファルコも再開していたんだった。買わねば。
 

2014-10-12

『不思議な羅針盤』

『不思議な羅針盤』(梨木香歩著、文化出版局、2010.12.26)読了。
日常で出会ったこと、感じたことについての文章を集めたエッセイ集。
女性誌「ミセス」の連載。

この方の文章は好きだけど、直前に読んでいた小説がちょっときつかったから、こちらはあまり重くなくて少しほっ。
世界を憂えているところは変わらないけれど。
私とはもちろん異なるところもあるけれど、いろいろ共感できるところがあるので、読んでいて納得できる。

数種類の羅針盤のカットがおしゃれ。
 

2014-10-11

ジョー・ウォルトン『図書室の魔法』

ジョー・ウォルトン『図書室の魔法』上・下(創元SF文庫、2014)を読了。
フェアリーや魔法が出てくるからこの話はファンタジーだと思うけど、読書好きの少女が自分の居場所を探し求める話…という方が当たっている気がする。
“Among Others”(2011) の翻訳だが、訳題は後者の意味合いを入れたのかな。

この本の肝は、何といっても中に次々に出てくる主人公の読んでる本。大部分はSFやファンタジーで、国の違いで多少タイムラグはあれど、1979年に15歳という年齢もばりばりに近いので、大変なじみがある本ばかり。各本の感想にもにやりとできるが、読んでいる本としてだけではなく、文中に作中の人物名や用語が比喩的に使われることもあって、この分野の好きな人には大変楽しめる一品。
下巻の巻末に作品一覧があって、邦訳の有無がきちんと調べてある。作中でも邦訳されているものはちゃんと訳語が同じになっていたりするので、訳者か編集者の人が頑張っているなあと思う。ここまでやってくれると、かえって「そこはアン・マキャフリ「イ」だ!」とか「ラリ「イ」・ニーヴンだろ!」とかさらに細かい突っ込みが入れたくなるぞ。

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・英国幻想文学大賞受賞。ストーリーとしては割と地味だけど、SFファンに受ける話だということがよくわかる(笑)

以下、内容にふれるので畳む。
少し追記(2014.10.25)。
 

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2014-10-03

梨木香歩『僕は、そして僕たちはどう生きるか』

梨木香歩『僕は、そして僕たちはどう生きるか』(理論社、2011)を読了。
現代の中学生の少年が語り手の現代もの。ヤングアダルト向け、かな。

これはファンタジーとは言えないなあ。
読みやすいけど、扱われている問題は重い。

詳細はいずれサイトの方にアップ予定。

以下、内容にふれるので畳む。
 

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