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2019-03-02

『役に立たない読書』

『役に立たない読書』(インターナショナル新書)(林望著、集英社インターナショナル、2017.4.12)読了。
イギリスに関するエッセイで世に知られるようになった、国文学者・作家の著者の読書論。

本は買って読めというのが持論であられるので、図書館派でもある私にはうなずけないところも多いし、嫌いな人だったら鼻につくと思うところもあるだろうけれど、私はこの方の語り口が好きなのでおおむね楽しく読めた。(途中で読むのをやめるほど合わなかったわけではない^^;)
共感できるところも共感できないところもあるけれど、まあ、こう思う人もいるんだなあ、という感じ。

古典については「知らない世界」なので、かえって結構おもしろく読めた。
『遊仙窟』のくだりなども。

朗読については周囲の環境もあるし気恥しくてなかなかできないが、語られるものであった「物語」、演じられることが前提の「戯曲」、そして歌われることも多い「詩」は、確かに声に出して読むと味わいがまた一入というところもあるんだろうなあとは思う。近代の小説でも「走れメロス」なんかはすごく調子がいいし。

少し前にこの方の自伝的エッセイ風小説?を読んだのだが、読みながら覚えてないからやっぱり読んでいないよなと思っていたが、記録を見たら読んでたー! すっかりさっぱり忘れていた。まあそれもおもしろかったからいいけど。
 

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