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2019-08-21

『花冠の竜の国 encore』1~7巻

中山星香『花冠の竜の国 encore~花の都の不思議な一日~』1~7巻(プリンセス・コミックス、2016.1.25~2018.11.25)。
秋田書店発行。普通の新書判コミックス。「プリンセスゴールド」誌連載(途中からweb配信へ)。
『花冠の竜の国』本編と次世代編『花冠の竜の姫君』をつなぐ物語のその2、『花冠の竜の国 2nd』の続き。全7巻で完結。
竜が飛び、巨大な花の上で人々が暮らす異世界のロマンティック・ファンタジー。

花の都の王子エスターとイギリスから来たリゾレットの物語再び、の続き。
『~ 2nd』の続きから、1巻のあとがきに書いてあるのでエスターの戴冠まで?と思っていたけどそこまでいかなかったな。

ちょいちょい読みかけてたけど、時間を置くと前の話忘れるし、途中だと先が知りたくて落ち着かなくなるのでまとめ読み~。
買ってるとき一部の巻を間違えて『~ 2nd』をダブって買ったりしてたけど、無事全部読みました。

以下、内容にふれるので。
 

 
 
『~ 2nd』に入りきらなかったエピソードを、ということでその後のあれこれが。
それなりに深刻な事件もちらほら。
でも「心ゆくまで描いて良い」とのことで始まったみたいだけど打ち切りっぽくないか。掲載誌がweb化されるなど、連載開始時と状況は変わってしまったせいかもしれないけど。「シリーズ堂々完結!」と帯にうたってあるけど、最後が急ぎ足っぽく、「え!? これで終わり?」という感じ。影の治療師も散々暗躍したけど、なんかあんまりすっきりと片付いた感じがしなかったなあ。あれだけ引っ張ったシゼリア姫もあまりにもあっさり殺されちゃうし。副院長の名前がトーニというのも最後の最後にやっと出たところだったのでは?

イルギスのイギリスでの養父グリーンウッド伯爵が亡くなるところまでやるのかな?と思っていたが、それもそこまでいかなかったな。『~姫君』ではイルギスは花冠竜の国に常住してるみたいなので、あの時点では多分もう亡くなっているんだよね。あちらの家でも一悶着ありそうだけどどうするのかな。

いずれ新シリーズがまたあるらしいので、『~姫君』までに片付けておくことはこれからまだやるのかも。
でも次はエディアール編とのことなので、もしかすると『~姫君』より後の時間軸かも。
ノアルくんはこのまま「王配」でいくのかな、エスターは王様になっても髪長かったよね、といったことはまあうやむやでもいいか。

長くやってる話なので登場人物が新旧いっぱいいるけど、黒猫便の社長が最近の注目株かな。…名前なんだっけ? あの人の恋バナはもっと聞きたかったねえ。社長の彼氏、実権はないのかもしれないし明日をも知れぬ命かもしれないけれど、何気に大物じゃん。

最初からいるけど影が薄かったエスターの両親だけど、最近割と描き込まれてきた気がする。エスターのお母さんの王妃様が時折エスターの子どもの頃の愛想なさを嘆くのが楽しい。そういえばこの王様と王妃様も名前出てきたっけ。

『~姫君』で好きになったデジー姫、3巻に出てきて嬉しい。伯爵は美女を目にして少しは寿命伸びたかな。星の都の王様が彼女をセカンドネームの「アデミール」で呼ぶのいいね。

しっかし今回読んでて再確認したけど、私はどうもリゾレットが苦手らしい…。確かに退屈はしないかもだけど、本当に命の危険がある所にいくら言っておいても「でも会いたかったの」で飛び込んで来ちゃうの、軽薄すぎないか? そういうリゾレットの無謀が結構事件を動かすことになるのも事実だけど。エスターはよくこの女性に惚れたよな。まあ自分と真逆のタイプだからいつまでも新鮮で、自分にないそういう奔放なところが好きなのかもしれないけど。
料理の下手な子が料理すると爆発するっていう漫画的ギャグを、文字通り起こしてリゾレットの力ということにするのはうまい。物語の中ではすごいキャラなのね~。
いや~だけどこういう落ち着かない「女の子」って…娘のエディアールちゃんがまたそっくりで。エディちゃんがまだ幼児なのは仕方ないのだけど、聞き分けのない幼児のリアルさがね…。次作ではエディちゃんもう少し育ってくれ~。

まあ楽しいお話です!
 
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