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2019-09-14

岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿』

岡崎琢磨『珈琲店タレーランの事件簿―また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社文庫、2012)読了。
宝島社刊行。第10回『このミステリーがすごい!』大賞最終選考に残った作品を改稿したもの。第1回京都本大賞受賞作。

珈琲店「タレーラン」で女性バリスタが謎を解き明かすという形式のミステリ。
語り手は理想のコーヒーの味を追い求める青年。
シリーズ化され、これが第1作となる。

以下、内容にふれるので畳む。
 

 
 
なんか肌が合わないなーと思いながら読んでいたが、主人公が軟弱な感じがするのがいかんかったか。
恋愛ものになるのはお約束として構わないけど、元カノとの関係も煮え切らないし。
「全然違うと思います」が、この元カノの真実さん、なぜかイメージが某「Fate」のルヴィアさんでビジュアルが変換される…。この名前ならむしろ「まどか」の…では?>自分。

こういう形式のミステリはもっとドライな感じの方が好きかなあ。まあ美星バリスタは基本ドライだけれど、年上なのに少女のような外見というのもあざとい気がするなあ。

バリスタの方が過去に何か問題を抱えているのは物語の深みとしてわかるけれど、ああいうストーカー男みたいのはあれでけりついたかなあと心配でちょっと気持ち悪い。

主人公が実は…というのは変化球だけど、「語り手の主人公が実は犯人」なんていうのがあるミステリ界ならこのくらい大したことない? 途中でそういえばなんで「青山」でなくて「アオヤマ」?と思ったり、「あおのやまと、書いて《青山》」というのには別に普通に「青山」と言ってもいいのでは?と思ったりもしたのだが。

シリーズになっているが、主人公の恋愛模様はあまり進んでいないとか。
 
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